「Apple Music」、正式発表!Windows/Androidにも対応、日本でもサービス提供へ
Appleは「WWDC 2015」で噂されていた定額音楽配信サービス「Apple Music」を正式発表した!
価格は月額9.99ドル。100カ国でサービスが提供され、なんと日本でもサービスが利用できることが明らかになった!
発表内容をまとめたので、以下からどうぞ!
ミュージックアプリで全てが完結する革新的サービス
「Apple Music」はミュージックアプリで全てが完結するサービス。聴きたい音楽や用途によって別のアプリをダウンロードしなければならない不便さを解消することを目指す。以前報じられた「iOS 8.4」に搭載される刷新されたミュージックアプリは「Apple Music」を見据えてのリニューアルだったようだ。
大きく分けてユーザーにオススメの音楽をリコメンドする「For You」、24時間365日オンエアのオンラインラジオ「Beats 1」、アーティストとファンを繋ぐ「Connect」の3つがある。
オススメの音楽をリコメンドする「For You」
ミュージックアプリの最左にあるタブは「For You」。ここではユーザーにオススメの音楽が表示される。
ここに表示される楽曲は事前にユーザーが指定する好みのアーティストとの楽曲に加え、購入・再生している音楽、さらには専門家によるチョイスも反映され、リコメンドされる。1人ひとりのユーザーに合致した音楽をお勧めできることから「革新的なサービス」であるとAppleも自信たっぷりだ。
24時間365日オンエアのオンラインラジオ「Beats 1」
「Beats 1」は24時間365日オンエアし続けるラジオサービス。Zane Lowe、Ebro Darden、Julie Adenugaの3名が幅広いジャンルの楽曲を世界中いつでもどこでも視聴することができる。無料会員でも利用できるが有料会員の場合、何曲でもスキップできるので、ステーションを変えずに好きな曲を楽しめる。
アーティストとファンを繋ぐ「Connect」
3つ目の「Connect」はアーティストとファンの距離をぐっと縮める機能。
アーティストはバックステージで撮影したスナップショットやショートムービー、書きかけの歌詞などを投稿し、ユーザーに見せることができる。アーティストとしてもファンとしても、お互いがより身近な存在になる。
WindowsとAndroidにも対応
予想外だったのは「Apple Music」をWindowsとAndroid向けに提供することを発表したということ。両プラットフォームともに今秋までに利用できるようになる。
リリース日と価格
「Apple Music」のリリース日は6月30日。「iOS 8.4」のリリースと同時にサービスが開始される。
価格は月額9.99ドル。無料プランはないが、3ヶ月間の無料お試し期間は提供されるようだ。家族で使用する場合、最大6人まで月額14.99ドルで使うことができるプランも用意されている。
早速「Apple Music」の専用ページが開設されている他、公式のTwitterアカウントも運用が開始されているようだ。
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