【レビュー】「Aer Travel Pack 2」ーー機能性抜群で型崩れしづらい大容量バックパック

初代モデルに改良を重ねた第2世代、整理整頓に役立つ小分け用ポケットが多数用意され、使い勝手が良い

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無類のバックパック好きとして、おすすめできる大容量・高機能バックパックの上位に必ず食い込んでくるのはAerというブランド。

同ブランドの中でも特に僕の用途のマッチしているのは、以前レビューした「Aer Travel Pack」という旅行用バックパックのシリーズ。そのモデルを改良した第2世代モデル「Aer Travel Pack 2」が2018年8月に登場。

33リットルという大容量に加え、整理整頓がしやすい小分け用ポケット靴または汚れた衣類を入れることができる専用ポケット、素早くアクセスしたい小物を入れるクイックアクセス・ポケットなど、考え抜かれた機能性が魅力。

容量が大きいのにも関わらず、見た目が格好良い点も魅力の1つ。大きいカバンは重力に負けてクタッとしがちだが、「Aer Travel Pack」は荷物の量に関わらず型崩れせず、形を保つことができる

僕は機能性とデザインが両立された「Aer Travel Pack 2」がとても気に入った。買った当初はフィット感が合わず、肩が痛くなるなどの問題が起きていたが、無事解消することができたため、メインのバックパックとして「Tortuga Setout 35L」から乗り換える決意をした。

本記事では大容量かつ機能性の高いバックパックが欲しい人が「Aer Travel Pack 2」を選ぶべき理由を解説する!

日常用+旅行用+ジム用を兼ねる機能性抜群のバックパック

それではデザインの魅力および各ポケットとその機能性を紹介する!

本体デザイン、使用している素材、カバンのサイズや重さなど

まずは外観から。僕が「Aer Travel Pack 2」を気に入っている理由の1つは、そのデザイン性だ。

見た目はシンプルでスマート。ガチャガチャしていない。シティユースでも目立たず、海外旅行でも下手に目を引かないデザインが魅力。
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外側の素材は1680Dコーデュラ製バリスティックナイロンを採用し、本体サイズは55cm x 34cm x 22cm。カバンの重さは約1.67kg。バックパックの容量と強度のバランスを考えると重さは全く問題ない。
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続いてバックパックの各ポケットやストラップなどを項目別に紹介する。

ショルダーストラップと背中のクッション

大容量のバックパックを見た時に真っ先に確認するのはショルダーストラップ背面のクッション。どれほど機能性に優れたバックパックでも、背負心地がイマイチだと意味がない。

Aer Travel Pack 2」は「Aer Travel Pack」に比べてストラップのクッション性が向上している。また、以前よりもストラップが細くなっている。
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その代わり、旧モデルにあったカバンを肩に寄せてくれるロードリフターは廃止されている。メーカーによると、このサイズのバックパックには必要ないと判断して廃止したとのこと。
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さらに調べると、そもそもロードリフターはフレームが頑丈である場合のみ有効であり、「Aer Travel Pack 2」のようにフレームがそれほど頑丈ではないバックパックには意味がないそう。

クッション性は確かに向上しているものの、僕はこのバックパックをいつもの荷物を入れたまま1日過ごした結果、普段は感じなかった肩に痛みと疲労を感じた

背負い始めた時は問題ない。ところが、数十分ほど経つと、なんだか肩が痛い。この日の荷物は以前測定した時と同じ8kg弱だったと思われるが、「Tortuga Setout 35L」では感じたことのない疲労感があった。

その後、何度も様々なバックパックを行き来した結果、ショルターストラップをきつく締めすぎていることが原因であることが判明。あまりにもきつくショルターストラップを絞り過ぎた結果、肩ですべての重量を支えるような背負い方になってしまっていのだ。

自分が思っていたよりも少しゆるくショルターストラップを調整することにより、肩だけではなく胸の上部でも支えることができ、腰と広背筋下部にも重さが分散し、使い始めた時に感じていた負荷がなくなった。最高。

ショルダーストラップは長くなった分を折り畳み固定することができる。ストラップがブラブラせずに済むので見た目がクリーンになり、良い。
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チェストストラップも用意されている。ヒップベルトもオプションとして用意されているが購入していない。本当は今すぐ欲しいのだが、記事執筆時点ではどこも在庫切れとなっていて、入手できない。
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背中側のクッションはまずまず。中央にはキャリーオンのハンドルに通すための穴が用意されていて、しっかりとバックパックの流行要素が取り入れられている。
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トップハンドル、サイドハンドル、ペットボトル入れ

本体上部にあるハンドルは非常にクッション性が高く、持ちやすい。背負う時間が無い時にこのハンドルを握ればしばらく持ち歩いていても指先は疲れない。腕は重さで取れそうになると思うけど。
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サイドハンドルは、トップハンドルに比べると細い。タクシーなどから取り出す時に活用するぐらいなので特に僕は困らない。
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余談だが、最近バックパック界隈ではサイドハンドルを用意して「ブリーフケースモード」と言いたがる風習がある(Aerも例外ではない)のだが、あれは本当に意味不明なのでやめた方が良い。バックパックを横に持つだけでブリーフケースだなんて安易すぎて恥ずかしいし、これをブリーフケースとして使おうとする人がいたら全力で止めてあげてほしい。

背負った時の左側にはペットボトルポケットが用意されている。普段使わない時はジップアップして収納することができるため、見た目としても良い。
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最前面ポケット(下部)

続いてポケットを紹介する。まずは最も外側にある、バックパックの下半分を占めるサイズのポケット。
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止水ファスナーが採用され、突然の雨に打たれても中身を守ってくれる。
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ファスナーを最後まで閉めればそのファスナーを覆う構造も用意されている。
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ポケットの中は特に小分けなどはせず、だだ広い1つの空間となっている。僕はここに一部ケーブルやモバイルバッテリーを収納している。
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テックポケット

次に紹介するのが、小分け用ポケットが大量にある場所。アダプタやタブレット、モバイルバッテリーなどが入るポケットが大量にあるため、僕はこれを「テックポケット」と呼んでいる。

このポケットの強みは、とにかくポケットの数が多いこと。どこに何を入れたかを覚えていないとカバンの中に迷子になるレベルで多い。
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まずは1番大きいポケットから。ここはバックパックの高さ分に近い深さがあり、タブレット、書類などを入れることができる。
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その手前にはファスナー付きのポケットが用意され、中にはキーホルダーもある。僕はキーホルダーを使わずにファスナーに「AirPods」用ケースを取り付けて使っている。中には目薬やイヤホンの予備を入れている。
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他にも名刺が入るようなポケット、2つ折り財布が入るようなポケット、ペンポケットなど様々なサイズのポケットを完備。ありすぎて困る。
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さらにその奥には大きいポケットが2つある。僕は一方をハンドサニタイザーやファブリーズのようなアイテムを入れるためのポケットとして使い、もう片方に「SuperMobileCharger」を収納していた。
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メインポケット、シューズポケット、クイックアクセス・ポケット

それではいよいよメインポケットに。開き方はクラムシェル型と言われている、スーツケースのように展開する仕組み。ただし、多くのバックパックは左右に開く方式を取っている中、「Aer Travel Pack 2」は上下で開く仕組みとなっている。
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詰め込んでいた荷物をどかすと、メインポケットは特にこれと言った収納がない、ただの広い空間であることが分かる。
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逆に、反対側は上にメッシュポケット、下に同じサイズのメッシュではないポケットが用意されている。メッシュポケットは比較的アクセスしやすいので、たまに使うマスクやプロテインバーなどを入れてある。
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気づいた人もいるかもしれないが、メインポケットの写真には袋のようなものが写っていた。実は、これがクイックアクセス・ポケットシューズポケットとなっていて、いずれもメインポケットと空間を共有している

これがシューズポケット。メインポケットを共有するため、靴を入れるとその分メインポケットの場所がなくなるのだが、メインポケットに入れずに済むため他の荷物に干渉せずに済むのは魅力的。
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僕の場合、靴を入れることよりも汗だくになって汚れた服を入れることの方が多い。旧モデルは空気孔があったが、防水性能を高めるためなのか、密閉されたポケットになっていた。止水ファスナーは採用されていない。
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カバン上部には僕が「Aer Travel Pack 2」の中で最も気に入っているポケットの1つであるクイックアクセス・ポケットがある。
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ここには取り出す頻度の高いアイテムを入れておくと便利。僕の場合は目薬や鍵、ケーブルや小型のモバイルバッテリーを入れている。

PC用ポケット

普段使い用のバックパックで欠かせないポケットは、PC用ポケット。なぜなら僕はわざわざ「MacBook Pro 2018」をケースに入れて持ち運びたくないため、素で入れても安全に守ってくれる専用のポケットが必要不可欠なのだ。

Aer Travel Pack 2」のPCポケットには小分けのポケットは一切なく、単なる大きい深いポケット。15インチも余裕で、17インチ以上のコンピューターでも収まりそうなほど深い。
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これと言った特別なクッション性はないものの、背面の素材にそれなりの硬さがあり、直接入れても不安はない。ただし、注意するべき点はある。

それは、ポケットの深さがバックパック本体の高さとほぼイコールであるということ。つまり、勢いよくカバンを置いた場合、PCを傷つける可能性がある構造になっている。

幸いにも底面には比較的厚みのあるクッションが用意され、落としても本体が傷つく可能性は低いが、気の利くメーカーのPC用ポケットは「フォルス・ボトム」と言う、底面より少し上で止まるような設計になっていることがある。この点は非常は残念であり、次期モデルに反映してもらいたい。

また、使用上は問題ないものの、PC用ポケットの開き方は左右非対称となっている。
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シティユース中心の大容量バックパックとしては超優秀

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Aer Travel Pack 2」の魅力は、「Aer Travel Pack」が引き継がれた機能性をさらに改良し、バックパックとしての完成度をさらに高めていること。

見た目にもこだわり、機能性にも妥協せず、普段使いできる大容量・高機能バックパックになっている。やはり荷物を詰め込んでも重力で落ちてこないのは、僕の中で非常に重要。背中を覆うほどの存在感があるバックパックの見た目がダサいのは納得できない。

懸念点として当初あった背負い心地の問題は見事に解消された。とはいえ、やはりカメラ機材とMacと着替えと、となると重さを感じるのは事実。ヒップベルトが入手可能になったら即座に購入したいと思う。

僕は「Aer Travel Pack 2」がとても気に入っている。見た目と機能性がとにかく僕好みで、使っていてテンションが上がる。同じような大容量バックパックを探している人におすすめできる。

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また、実際に商品を試してみたいという人はセレクトショップやスポーツウェア専門店などで取り扱っているので、チェックしてみても良いかもしれない。

Aer Travel Pack 2
9.0/10
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