WANDRD、トラベルに特化したTRANSIT Travel Lineを発表
バックパック、キャリー型バッグ、トートバッグ、パスポートケースの4製品をKickstarterで支援募集中
バックパックブランドのWANDRDは5月12日、トラベルに特化した新しい「TRANSIT Travel Line」シリーズを発表した。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で支援を募っており、開始12時間以内で希望調達額の5倍以上が集まっている。
発表された製品は、以下のとおり。バックパック、キャリー型バッグ、トートバッグ、パスポートケースの4製品だ。
- TRANSIT Backpack
- TRANSIT Carry-On Roller
- Tote Backpack
- Travel Wallet
TRANSIT Backpack 45Lに個人的な熱視線(支援済み)
個人的にはバックパックのTRANSIT Backpackに注目している。PRVKEシリーズとFERNWEHの良かった点を組み合わせたようなバックパックに仕上がっており、使い勝手は抜群に良さそうだ。
PRVKE 31のカメラキューブに対応するのは45Lモデル
TRANSIT Backpackは、35Lと45Lの2種類が用意されている。既存のカメラキューブやヒップベルトなどが使用でき、WANDRD PRVKE 31などに対応するカメラ用インサート「エッセンシャルプラスカメラキューブ」は45リットルモデルに対応する。
内部へのアクセスは、スーツケースのように開くクラムシェル型だ。右側にカメラキューブやパッキングキューブを収納するエリア、左側には衣類などを収納できる。
衣類収納エリアは容量拡張用ファスナーを開くことで、5L追加できる。通常は30L、40Lのバックパックとして使用できる。45Lモデルは、H55.9cm x W31.8cm x D22.9〜27.9cm(拡張時)。PRVKE 31(H48cm × W30cm × D18cm)と比べて一回り大きく、寸法上はPRVKE 41(H53cm × W32cm × D23cm)と同等のサイズだ。
なお重さは2.1kg。PRVKE 41より重くなっており、PRVKE 31に比べて600g重い。
カメラへのサイドアクセス、左右どちらかでも可能に
バックパネルは最新PRVKEに似た厚みのあるクッションが用意されており、ショルダーストラップを収納する機構が用意されている。腰に当たる部分の裏にはお馴染みのパスポート用隠しポケットがある。内側にはAirTag用ポケットがあり、万が一に備えて収納できる。
バックパックの側面は、左右どちらでも開く構造となっており、カメラキューブをどちら向きにでもアクセス可能になった。従来は左側に固定されていた。ノートパソコン用ポケットは16インチMacBook Proまで収納でき、従来製品のように上からではなく、横から入れる構造になった。
個人的に注目している3つのポイントと懸念点
個人的に注目しているポイントは3つ。1つ目は、ショルダーストラップにロードリフターが追加され、背負心地の改善が期待できること。2つ目は、PRVKEシリーズでお馴染みの小分けポケットが多数用意されていること。3つ目は、右側面からカメラにアクセス可能になったこと。
懸念点は、重さとサイズ。2kgを超えるバックパックは軽いとは言い難く、フレームなどを有していないバックパックの背負心地は若干不安だ。またバックパックの構造上、衣類などが身体から離れた位置に背負うため、首肩への負担が心配だ。
こればかりは試してみないと分からない。TRANSIT Backpack 45Lは支援済み。手元に届いたら、その使い勝手をレポートしたい。