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山用カメラバッグメーカーから、シティユースに絶妙なサイズで本格的なカメラバッグが誕生

細々としたポケットが豊富なバックパック。コンパクトサイズながら高機能で背負い心地も非常に良好

New Urban Explorer Series 1

バックパックメーカーShimodaから、シティーユースに最適化された新しいバックパックUrban Explorer」が登場した。12月半ばまでKickstarterでクラウドファンディングを行っており、出資者には2024年2月までに商品が届く予定だ。

カメラバックパックは様々なブランドが登場している。僕自身も様々なブランドを試しており、WANDRD PRVKEWANDRD FERNWEHを経て現在はShimoda Action X40 v2を愛用中。Shimodaはバックパック本体にアルミフレームがあり、カメラ機材を収納するコアユニットにもフレームが付いているため、バックパックの型崩れを防ぐと同時に背負った際の負荷分散に優れている。

Shimodaのバックパックは、創設者自身が現役バリバリの風景写真家ということもあり、アウトドア向けの製品が多い。耐久性に優れた素材を採用し、重い機材を運んでも壊れる心配がない作りが魅力だ。

しかし今回発表したUrban Explorerは、シティユースに特化。Shimoda ActionシリーズやExplorerシリーズの一部機能を見直し、コンパクトかつ高機能なバックパックに仕上がっている。

一般的なミラーレスカメラに最適化されたバックパック

Urban Explorerはシティユースがテーマとなっており、収納できるカメラは一般的なミラーレスカメラまで。縦型グリップ付きボディはメインの収納には収まらないが、上の収納スペースに収めることは可能だ。

サイズは20L、25L、30Lの3種類。他のShimodaバックパックと同様にアルミフレームが入っており重量としては重い部類だが、実際に背負うと負荷が適切に分散されており、重さを感じづらいはずだ。カメラ用のコアユニットを予め用意されており、不要であれば取り出して使うことも可能だ。

BackPack size for urban explorer

背負った際の様子は、以下の写真を参考にしてもらいたい。モデルは174cmだ。

バッグとしては大きく分けてメイン(下部)の収納と上部の収納で別れている。上部の収納は前後に細かいポケットが用意されている。本体前面側にも大きいポケットが用意されており、AirTag専用の隠しポケットが配置されている。右側にはメインの収納にアクセスしカメラを素早く取り出せるサイドポケット、左側にはケーブルやペンなどを収納できるサイドポケットがある。モバイルバッテリーを収納し、メインの収納にあるカメラを充電できるための配線構造も用意されている。

上部の取っ手は本体に馴染むような仕組みになっており、左右にあるペットボトル用ポケットには三脚も収納できる。固定するためのストラップは、不使用時には見えなくなるなど、「シティユース=必要以上に目立たない」という思想が多く見受けられる。

Shimodaのバックパックとしては、背面側とは別に初めて前面側にPCポケットを配置。25Lモデルと30Lモデルのみ、16インチMacBook Proが収まるサイズとなっている。必要なければ資料などを入れることができる。
Shimoda Urban Explorer

また多くのシティカメラマンは、Peak Designキャプチャーのようなクイックリリースシステムを活用している。Urban Explorerはキャプチャー本体を取り付ける想定の構造がショルダーストラップに採用されている。キャプチャーが身体に食い込む心配がない。
Shimoda Urban Explorer

背面側はクッション製が十分にあり、背負い心地は心配不要。メッシュ加工がされており、夏場でも蒸れにくいはずだ。
New Urban Explorer Series 7

ヒップベルトはないが既存製品のヒップベルトを通せる穴は用意されている。また右側には隠しポケットがあり、現金やパスポートなどを各仕入れておけるだろう。
Shimoda Urban Explorer

EOS R3をメインで使っていなかったら、絶対買ってたバックパック

Urban Explorerは記事公開時点から約1週間でプロジェクトが終了する。創業者のIan Millar氏は「これまでのプロジェクトより輸送費が安くなっているはず」とアピールしている。

個人的にはEOS R3をメインのボディとして使っており、すでにShimoda Explorerを使っているため、今回はUrban Explorerを見送る予定だ。しかしメインのカメラボディが小さく、唐突に子どもの荷物を持ち運ばなければならないサプライズがなければ、間違いなく購入していただろう。

一番魅力を感じているのは、細かいポケットの数々。前面側にPC用ポケットが用意されたことで、取材時に受け取る紙の資料を収納できる場所が確保できる。サイドポケットには細かいケーブルやペンが収納でき、前側には絆創膏やマスクの予備などを入れているShimodaのポーチを入れておくのにピッタリだ。

Urban Explorerは、普段の生活にカメラを添えて生活したい人にとって最適なバックパックだ。安く入手できるこの機会にチェックしてもらいたい。

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公開情報
執筆者g.O.R.i
コメント(1件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:703361)

    キャプチャー用の構造やPCポケットなど、個人的に試したかった機能が全く載ってないモデルではあるけど、手元にサンプル品があるので、気になることがあれば質問してくださいませ!

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