Googleアシスタント、マルチリンガル機能とルーティン機能を追加
これからは日本語で話しかけても、英語で話しかけても、分かってくれる!
Googleは9月3日、「Googleアシスタント」に複数の言語を扱える「マルチリンガル機能」と「ルーティン機能」を新たに追加したことを発表した。
「OK Google」でも「ねぇ、Google」でも反応してくれる
Googleによると、世界的にはバイリンガルの家庭が最近増えており、家庭内で複数の言語が交わされることも一般的になりつつあるとのこと。
今回、「マルチリンガル機能」を追加したことで、2つの異なる言語で交互に話しかけても「Googleアシスタント」が適切に反応できるようになったとのこと。
「OK Google」でも「ねぇ Google」でも反応し、英語で「What’s the weather like today?」と話しかければ英語で返事を、日本語で「今日の予定は?」と聞けば、日本語で回答してくれるとのこと。天才かよ!
これは「Google Home」でもスマートフォンに搭載されている「Googleアシスタント」でも利用できる。設定画面から「カスタマイズ設定」を選び、アシスタントの言語を選択する。
現在は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語の6言語に対応。今後、数ヶ月をかけて対応言語を拡大する予定だという。
複数のことをこなしてくれる「ルーティン機能」
「ルーティン機能」は、事前に設定することで、複数のことをこなすことができるようになる。「Googleアシスタント」の100万を超えるアクションを組み合わせてカスタムのルーティンを作成したり、好きなフレーズでルーティンを呼び出すことができるとのこと。
例えば、「OK Google、 夕飯できたよ」と声をかけると、テレビを消し、お気に入りの音楽を再生し、「夕飯の時間だよ」と家族に呼びかけるといった一連の動作を一気にこなすことができる。
これまでは都度呼び掛けないといけなかったことを、1回でこなせるようになったのだ。使いこなせば日常生活を効率化できそうな予感!