Ankerの1本のケーブルで2台同時に充電できるUSB-Cケーブル、天才的な便利さだった
単ポート140Wの出力が可能なUSB-C充電器が欲しくなる
発売直後に飛ぶように売れ、しばらくの間は在庫切れが続いていた「Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)」がいつの間にか販売再開していた。欲しかった人は、在庫がなくなる前に買っておいた方が良いだろう。
Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)は、最大140Wの出力が可能な枝分かれ型USB-Cケーブル。1本のケーブルから同時に2台を充電できるため、出力元が1つでも2つのデバイスが充電できる。1本のケーブルで、14インチMacBook Proを高速充電しながらiPhone 16 Proを急速充電できるという、画期的な製品なのだ。
果たして本当に2台のデバイスを同時に充電できるのか。単ポートで最大100W出力が可能なUSB充電器「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W) 」を使用して、実力を試してみた。
結論:確かに2台同時に充電できている
今回使用するのは、完全に電池切れした14インチMacBook Proと12.9インチiPad Pro。
見た目だけで購入したFargo STEEL TAPに「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W) 」を挿し、Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)から2台に接続してみた。
デバイス間でどのように分岐しているかは不明だが、MacBook Proには約40Wの出力が確認できた。
また出力は確認できなかったが、iPad Proにも充電できている。
その後、電池切れしたM1 MacBook ProとM3 MacBook Airを同時に充電し出力を確認したところ、いずれも45W程度の出力が確認できた。またM3 MacBook Air単体で接続したところ、65Wの出力が確認できている。
出力元であるUSB充電器は単ポート最大100Wとなっているため、ケーブルのポテンシャルを活かし切れていないが、最大140W出力が可能なUSB-C充電器を利用すれば、より高い出力で2台同時に充電できるだろう。
Ankerの画期的かつ便利な枝分かれケーブル「Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)」。在庫がなくなる前にチェックしてもらいたい。