iPhone 11は次世代無線規格「Wi-Fi 6」に対応か
「iPhone 11」こと2019年の新型iPhoneは次世代無線規格「Wi-Fi 6」に対応する可能性があるとBarclaysが予想している。
「Wi-Fi 6」はいわばニックネームのようなもので、正式名称は「802.11ax」。通信速度は概ね4倍以上高速化され、省電力性能が強化されると言われている。2019年のiPhoneは5G通信への対応を見送ると予想されているが、Wi-Fiは最新技術に対応するようだ。
次期iPhoneの「Face ID」は精度が改善され、アンテナの素材も見直しか
WSJは2019年に発表される新型iPhoneは3モデル展開になり、全モデルがデュアルレンズカメラを搭載し、「iPhone XS Max」の後継モデルのみトリプルレンズカメラを採用すると伝えていた。
Ben Geskin氏は昨年10月時点で赤外線カメラと内向きカメラの統合によって小型化されたノッチを実現すると主張。今年に入ってからもAtherton Researchのバイスプレジデント兼主席アナリストのJean Baptiste Su氏も同様に切り欠きノッチが現行モデルよりも小型化すると予想していた。
Ming-Chi Kuo氏は昨年11月時点で改良された「Face ID」が採用されると予想。これは投光イルミネーターを強化し、「Face ID」利用時における環境光による干渉を低減することによって実現するという。
同氏は、他にも次期iPhoneのアンテナは液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystal Polymer)だけではなく変性ポリイミド製(MPI:Modified PI)と組み合わせると伝えている。2018年のiPhoneではLCPアンテナが6本採用されているが、2019年のモデルはLCPが2本、MPIが2本という構成になる模様。
昨年12月にはETNewsが新ディスプレイ技術採用で薄型化・軽量化するとの情報もある。
(via 9to5Mac)