次期iPhone、性能が向上した新しいSiriを搭載か
次期iPhoneには性能が向上した新しいSiriが搭載されるとDigitimesが業界関係者から得た情報として報じている。具体的にどのような性能が向上するのか、現状のSiriから何が進化するのかなどの詳細については明らかにされていない。
音声アシスタントの機能強化はAppleに限らず、Samsung、Huawei、LG、Xiaomiなどを含む業界全体の傾向になるとのこと。
「WWDC 2017」にて「iOS 11」の発表の中で明らかに?!
例えば、Huaweiの「Mate 9」はAmazonの音声アシスタント「Alexa」と連携。LGも同社のデバイスにAmazonやGoogleと音声アシスタント機能の実装に向けて交渉を進めていると伝えられ、次期フラグシップモデル「LG G6」はAlexaに対応すると噂されている。
Appleは2016年8月に人工知能のスタートアップ「Turi」を2億ドルで買収。それ以前にもVocalIQ、Perception、Emollientなどの人工知能に関する企業を買収していることから、同分野にリソースを割いていることは間違いない。
海外では「Amazon Echo」や「Google Home」が浸透しつつあるため、音声アシスタントの注目度が高まっている模様。SamsungもSiri生みの親「Viv Labs」を買収し、近日中に発表予定の「Galaxy S8」に搭載される見通しとなっている。
今年6月には「WWDC 2017」が開催されるはず。例年通りであれば「iOS 11」が発表され、その中で今回噂されている新しいSiriについて言及される可能性はある。
パワーアップしたSiriは何ができるようになるのか。先日、Adobeが音声入力で画像編集ができるiPadアプリのコンセプトムービーを公開していたが、これまで音声で操作できるとは思えなかったような作業が可能になるのだろうか。
(via 9to5Mac)