Anker PowerCast M300の音質ってどう?14インチMacBook Proの内蔵マイクと比べてみた
Anker初のコンデンサマイクの実力を検証する
Ankerが、同社初となるコンデンサマイク「Anker PowerCast M300」を販売開始した。単一指向性を持った高感度な16mmの大型コンデンサーマイクを搭載し、96kHz/ 24bitの高い解像度でクリアな音を届けられることが特徴だ。同梱されているUSB-CまたはUSB-Aケーブルを使用し、接続するだけで使用できる。
Anker PowerCast M300の外観
まずはハードウェアとしての特徴や仕様を紹介しよう。操作用のボタンは、集音するボリュームを調整して環境に合わせた最適な音を届けられる 「ゲインコントロール」と、ミュート設定のオン/オフ切り替え機能を兼ね備えたダイヤル式のボタン1つのみ。
通常は中央部分にあるLEDが青く光っているが、ミュート状態では赤くなる。マイクモードが一目瞭然だ。
マイクがオンの状態
底面にはUSB-C端子、ヘッドホン端子、RGBライトの切り替えボタンが用意。RGBライトは複数のカラーや光り方から選択できる。
Anker PowerCast M300 VS 14インチMacBook Pro VS AirPods Max
マイクを購入する上で何よりも重要名のは音質だろう。Anker PowerCast M300、14インチMacBook Pro、AirPods Maxで同じマイクテストを行い、比べてみた。それぞれ一発録りで、マイクとの距離など細かい条件は意識していないが、参考にしてもらいたい。ヘッドホンやイヤホンを使って聞き比べると、違いがわかりやすいだろう。
14インチMacBook Pro
AirPods Max
Anker PowerCast M300
MacBook Proは「高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ」を内蔵。音は優れているが指向性が少ないため、服が擦れる音なども入っている。気になる点はあるが、内蔵マイクとしては想像していたよりも優秀だ。
一方でAirPods Maxはダントツで音が悪い。ワイヤレス接続が関係しているのか、終始音が電子的な響きになっており不自然だ。抜けが悪く、マスクをした状態で話しているようなこもった音になっている。
Anker PowerCast M300の音質は、3つの中で最もクリアだった。洋服が擦れる音も聞こえづらく、MacBook Proより一段とクリアな音に仕上がっている。
音声配信やリモートワークが引き続き盛り上がる今の時代、”盛れる”配信環境の需要は高い。オーディオ機器にこだわり始めたらキリがないが、現状よりステップアップしたい人はAnker PowerCast M300の導入を検討してみてはどうだろうか。
( ´∀`)bグッ!
マイクテストワンツーの言い方にクセがあると思ったらビートボックス始まって笑った