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12インチ型MacBookを購入する前に確認しておきたい5つのこと

MacBook Retina 12inch
【img via The Verge

12インチ型MacBookを買う気は無いが、MacBookシリーズに新しいデバイスが加わるのは久しぶりなので現地から発信されている様々な情報に触れているだけでワクワクする!

新しいデバイスということもあり、これまでのMacBookでは採用されていなかった技術を取り入れている。12インチ型MacBookを買おうと考えている人が確認しておくべきことをまとめておいたので、参考にどうぞ!

「Force Touch」対応トラックパッドは慣れが必要?

TrackPad

12インチ型MacBookのトラックパッドは「Force Touch」に対応した。日本語にすると「感圧タッチ」。公式ページには以下のように書かれている。

あなたが慣れ親しんだスクロール、スワイプ、ピンチ、回転などの直感的なマルチタッチジェスチャーに加えて、感圧タッチがMac体験に新しい次元をもたらします。感度はカスタマイズできるので、クリックの認識に必要な圧力を調節することができます。このトラックパッドは、クリックしたのが親指なのか、ほかの指なのかまで感知し、感度のレベルを自動的に調整します。

via Apple – MacBook – デザイン

Apple Watchに搭載されている「Taptic Engine」を採用。実際にトラックパッドを下方向に押していなくても押しているようなフィードバックを指先に送る技術となっている。薄型化に一躍買ってそうだ。

感圧タッチトラックパッドを採用したことによって、例えばトラックパッドに徐々に圧力を加えることによってQuickTimeムービーを早送りする速度やマップ上の場所を拡大する速さを調整できるという。

Touch trackpad

TechCrunchの「Appleは、右クリックをたった今キャンセルした」という記事が話題になっていたが、この感圧トラックパッドはいずれ右クリックの代わりになる可能性は高い。レビュー動画を見ていると慣れるまでには多少時間が必要のようだが、いずれAppleがこの方向に進むことを考えると今のうちに慣れておいて損はしないだろう。

新しいキーボードは賛否両論!浅いキータッチは慣れが必要?

MacBook Retina 12inch
【img via The Verge

トラックパッド以上に慣れが必要になりそうなのはキーボード。薄型化のためにキータッチが非常に浅くなったようだが、これは実際に使ってみないと良し悪しが判断できそうにない。GizmodoのEric Limer氏は「キーボードが薄いというのは、ポジティブなこととは言い難い」と全否定している。

最大不安要素といえるのは、なんとキーボード。ちょっと涙でる。このマシンならではの薄さは、キーボードにも言える。が、キーボードが薄いというのは、ポジティブなこととは言い難い。この新キーボードをアップルがどれだけ力いれて開発しようが、ユーザーにプッシュしようが、数々のラップトップをレビューしてきた僕の指はごまかせない。いまいち。

via 新MacBookハンズオン:羽のように軽くてゴージャス、でも不安要素あり #AppleLive : ギズモード・ジャパン

バックライトは点灯しないが、キーボードは点灯する

Macbook Logo

既に紹介している通り、12インチ型MacBookのAppleロゴは光らない。非常に残念だが、薄くするためにはやむを得なかったのだろう。

ただし、幸いにもキーボードは光る。しかも各キーボードごとにLEDが用意されたため、消費電力も抑えられているようだ。

12インチ型MacBookはMagSafeで充電しない

USB 12inch Adaptor

これからは「iPhone 6 Plus」や「iPad Air 2」を充電するのと同じように12インチ型MacBookを充電することができる。コンセントに「Apple 29W USB-C電源アダプタ」を刺し、本体を「USB-C充電ケーブル(2m)」で接続すれば充電される。これまでMacで当たり前のように採用されてきたMagSafeは搭載されず、iPhoneやiPadのようなUSB電源アダプタで充電する仕組みになっている。

同梱される「Apple 29W USB-C電源アダプタ」がUSB-Cケーブルを接続することが前提となっているため、「USB-C – USBアダプタ」と「Lightning – USBケーブル」を用意しておけば12インチ型MacBookだけではなく、iPhoneやiPadも充電することができる。

唯一の外部ポート「USB-C」に関するアレコレ

MacBook Retina 12inch
【img via The Verge

キーボードを浅くし、Appleロゴの点灯も見送り、削りに削った12インチ型MacBookだが、最も世間が驚いたのは外部ポートとして「Type-C」のUSBポート「USB-C」(とイヤフォンジャック)しか搭載されていないこと

このUSB-Cについて知っておくべきことをまとめておいたので、参考にどうぞ!

4Kディスプレイの出力に対応

12インチ型MacBookの公式ページには「DisplayPort 1.2ビデオ出力に標準対応」と書かれている他、「本体ディスプレイで標準解像度、外部ディスプレイで最大3,840 x 2,160ピクセル表示を同時サポート」と明記されている。

純正のDisplayPortアダプタは用意されず

あの大きさと軽さで4Kディスプレイに出力できるのは素晴らしいことだが、大きな落とし穴がある。なんとAppleが用意しているUSB-Cアクセサリの中にDisplayPortの変換ができるものは用意されていないのだ!なんという悲劇!

こればかりはどうしようもないので、サードパーティメーカーから発売されるのを気長に待つしかない。

他のデバイスを充電する場合は別売りアダプタが必要

いざという時にiPhoneやiPadを充電できる、というのはこれまでのMacBook。12インチ型MacBookはポートが1つしかないため、買ったままの状態ではそれができない。別途アクセサリが必要なのだ。

Whats included

C-USBに対応したApple純正アクセサリをいかにまとめたので、参考にどうぞ!

C-USB対応Apple純正アクセサリ一覧

アクセサリー名 価格 商品概要
USB-C Digital AV Multiportアダプタ 9,500円 USB-CからHDMI、標準のUSB、USB-Cに接続可能
USB-C VGA Multiportアダプタ 9,500円 USB-CからVGA、標準のUSB、USB-Cに接続可能
USB-C – USBアダプタ 2,200円 USBアダプタ
Apple 29W USB-C電源アダプタ 5,800円 電源アダプタ
USB-C充電ケーブル(2m) 3,500円 充電ケーブル

発売日は4月10日!購入はよく考えよう

現時点で僕が個人的に気になっている12インチ型MacBookに関するアレコレをまとめてみた。今までのMacとは異なる部分が多々あるが、「まさにこんなMacが欲しかった」という人もいるはず。

長年Macを使っている人こそ慣れないハードウェアに戸惑うこともあるかもしれないが、実物を使ってみると意外とすぐに慣れるかもしれない。こればかりは実際に実機を触ってみないと分からない。

12インチ型MacBookの発売日は4月10日。購入する人はそれまでよく考えてから買うべし!

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更新日2019年08月12日
執筆者g.O.R.i
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