macOS Sequoiaの新機能:ウインドウのタイル表示、最大4分割まで可能に
BetterSnapToolsやMagnetなどを潰しに掛かっている……と思いきや基本的な機能しかない模様
macOS Sequoiaの新機能として、「ウィンドウのタイル表示」に対応している。Windowsでは長年提供されている機能で、ウィンドウを画面の端に寄せることで自動的にリサイズしてくれる機能だ。
従来のmacOSではフルスクリーン表示時に利用できるウィンドウ配置機能としてSplit Viewはあるが、通常の画面で利用できる機能はない。BetterSnapToolsやMagnetなどの人気サービスの機能を取り込んだように思えたが、実際は基本的な機能のみ実装されているようだ。
画面に対する左右上下の半分に表示されるようにウィンドウをリサイズかつ移動できるほか、最大4つまでのアプリを画面にフィットするよう配置できる機能が備わっている。
Here are the tiling shortcuts on macOS 15 pic.twitter.com/MIaGnnfnw8
— Aaron (@aaronp613) June 10, 2024
この手のサービスを使ったことがなければ便利だが、個人的に長年愛用してきたBetterSnapToolには到底適わない。キーボードショートカットで細かくサイズを指定できるだけではなく、「次のディスプレイに送る」などの機能を活用することでマルチディスプレイを、より効率的に活用できる。
サードパーティ製アプリを取り入れている人は、細かくカスタマイズして使っているだろう。Apple純正機能として実装されたが、乗り換える必要性は今のところなさそうだ。機能自体を設定アプリ内から無効化できる。
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2024.06.11
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