OS X Yosemite:Spotlightの非公式API「Flashlight」が開発中
【img via GitHub】
「OS X Yosemite」のSpotlightは確かに便利になった。検索対象も広がり、検索結果も見やすくなった。画面中央に表示され、「OS X Yosemite」の中核を担う機能であることをアピールしている。
ただし、Spotlightは「Alfred」には勝てない。便利になったとは言え、それでもできることは限られている。「Alfred」を使い込んでいる人であれば未だにSpotlightには見向きもしないだろう。
何が足りないのか。言ってしまえば機能そのものが不足しているのだが、それを補うには何もOS Xのアップデートを待つ必要はない。Spotlightそのものがオープンなプラットフォームになり、サードパーティによる機能の追加やデザインの変更などを可能にする仕組みを用意すればいいのだ!
現在、Spotlight用プラグインシステム「Flashlight」が開発中だ!まだアルファ版なのでリリースはまだ先になりそうだが、完成すればユーザーがSpotlightに欲しい機能を自由に追加できるようになるかもしれない!
「Flashlight」は非公式のSpotlight用API
「Flashlight」によってどのようなことができるようになるのか。The Next Webによると、検索機能そのものが高機能になり、表示される検索結果もよりリッチになるとのこと。
例えば、Spotlight内で特定の地域の天気を知りたい場合、Spotlightの検索結果にその地域の天気を数日後まで表示することもできる。
【img via The Next Web】
他にもSpotlight内部でGoogle検索ができたり、ターミナルでコマンドを実行したり、文章の翻訳をすることもできる。「Flashlight」によって「Alfred」に用意されているような機能がSpotlightで利用できるようになるかもしれない!
「Flashlight」を開発しているのはNate Parrottさん。彼曰く、「SpotlightにAPIがなかったから、作った」と語る。つまり、「Flashlight」はSpotlightの非公式APIになることを目指しているのだ。
個人的に今のところは「Alfred」から乗り換えるつもりは全くないが、Spotlightがより便利になることは大歓迎。「Flashlight」はソースコードも含めてGitHubに公開されているので、気になる人はこちらからどうぞ!
(via The Next Web)