HomePod、将来的には3Dセンサーを搭載し顔認識に対応か
まだ発売もされていないAppleのスマートスピーカー「HomePod」だが、将来的には「iPhone X」のような3Dセンサーを搭載し、顔認識機能を備えている可能性があるとNikkei Asian Reviewが報じている。
これは、Inventec Appliancesの代表David Ho氏が、今後のスマートスピーカーは顔認識技術や空間認識機能が組み込まれるというトレンドがある、と発言したことが由来。
具体的なメーカー名などは挙げていないが、なぜこの発言が「HomePod」に繋がるのかというと、現在、Inventec Appliancesは「AirPods」や「HomePod」の主要サプライヤーであるからだ。
2019年には「Face ID」対応「HomePod」が登場か
Yuanta Investment ConsultingのアナリストJeff Pu氏は、Appleは2019年に3Dセンサーを備えたカメラを搭載した「HomePod」を発表する可能性がある、と伝えている。
顔認識機能がスマートスピーカーに搭載されることによって「人々の人生をより便利にし、製品の使い勝手を向上する」とHo氏はコメント。ただし、AI機能が搭載されたスマートスピーカーが今後世間一般に浸透するかどうかについて、懐疑的な姿勢を見せている。
実は、Appleのスマートスピーカーが顔認識機能を搭載すると噂されたのは、今回が初めてではない。Cnetが2016年5月に報じた情報によると、顔認識技術を駆使することによって誰が部屋の中にいるかを自動的に判断することができると噂されていた。
人を特定することによって、その人の好む音楽を再生したり、「HomeKit」と組み合わせて好みの照明や空調環境に最適化することができると伝えられていた。
「HomePod」は今年12月に発売予定となっているが、具体的な発売日などはまだ明確になっていない。
(via MacRumors)