iPhone 12のA14チップ、iPad ProのA12X Bionicに匹敵する性能か
ARMチップとして初めてクロック数が3GHzを超えたチップになる可能性
Appleが開発している「A14」チップは、iPad Proの「A12X Bionic」に匹敵する性能を持つ可能性がある。IT之家が報じた。「A14」は、今秋発売予定の新型iPhone(iPhone 12)に採用される見通し。
ベンチマークツール「Geekbench 5」の計測結果によると、「A14」チップのシングルコアスコアは1658、マルチコアスコアは4612。クロック数は3.1GHzだ。
このスクリーンショットが本物であれば、「A14」チップはARMチップとして初めて3GHzを上回ることになる。
A13 Bionicと比較してパフォーマンスは最大34%向上か
「A14」チップは11インチ型iPad Pro(2018)に内蔵されている「A12X Bionic」に匹敵する性能だ。
Geekbench Browserより
iPhone 11シリーズに内蔵されている「A13 Bionic」と比較して、シングルコアスコアで24%、マルチコアスコアで34%のパフォーマンス向上が期待できる。
5Gに対応したQualcommの最新チップ「Snapdragon 865」は、マルチコア性能が「A13 Bionic」と同等の性能だ。「A14」チップにより、Appleはベンチマークスコアで競合を大きく引き離すだろう。
OSが異なるが、参考に16インチ型MacBook Pro(2019)の6コアモデルと比較する。「A14」チップは、シングルコアスコアが60%高く、マルチコアスコアが16%低い。
Geekbench Browserより
TSMCは、「A14」チップを4月から量産開始する見通しだ。
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強そうだ確かに……w ありがとうございます!今直しました!
A13 Bionicとの比較のところで
「A14」チップは11インチ型「iPro Pro 2018」に内蔵されている「A12X Bionic」に匹敵する性能だ。
“iPro Pro”になってますよ〜!!(強そう。。)
ありがとうございます!間違ってますね!ただいま修正完了しました!
iPad Proのベンチ画像の上の行、A12xがA12になってます。
うーん….相変わらずすごいなぁ…ワイヤレス給電がもっと進化したらAチップだらけのiPhoneになって、もっと進化したらAチップしかなくなるんだろうなぁ笑