Googleマップ、国際宇宙ステーションのストリートビューに対応
Googleは7月20日、「Googleマップ」が国際宇宙ステーション(ISS)のストリートビューに対応したことを発表した。
存在は知っているが、具体的に何が行われているかと聞かれると答えに困る、ISS。欧州宇宙機関 (ESA) のトマ・ペスケ宇宙飛行士によると、ISSでは、海洋、大気、陸上のデータが収集され、微小重力下における人体反応の観察、免疫システムの解明、急激な気象変化への警告を発するための低気圧の観測、近年急速に増加している海洋廃棄物の監視など、地球上では行うことができない実験や研究が行われているとのこと。
言うまでもなく、今回の撮影は地球の外で行われるストリートビュー画像の撮影。画像に表示される注釈は、宇宙飛行士が体力トレーニングを行う場所、食事の内容、科学実験が行われるエリアなど、これまで知ることができなかった面白い情報や興味深い事実を実際に自分の目で見ることができる。
撮影には多くの苦労が伴ったとのこと。ISSでは宇宙空間における生活や作業の制約があるため、Googleが通常用いるストリートビュー機材では撮影することができない。そのため、すでに搭載されているDSLRカメラと機器を使って、無重力環境で画像を収集したという。
世界中でも限られた人しか見ることのできないISSの中を見ることができるようになった。どう考えても凄いことだ。下記、時間がある時どうぞご覧あれ!
スペースビュー撮影の舞台裏が下記動画で紹介されているので、併せてどうぞ!
もっと読む
2022.04.06
2020.02.06
2019.06.28
2018.05.09
2018.04.01
2018.03.10
2017.12.01
2017.10.09
2017.04.01
関連キーワード
コメント(0件)
「Googleニュース・噂 ・最新情報」新着記事

米GoogleマップがiPhoneのスクリーンショットから場所を自動検出する新機能を追加
2025.05.09

Googleが異例の反論!Apple幹部の「Safari検索減少」発言で株価7.5%急落
2025.05.09

米司法省がGoogleに広告ビジネスの分割を要求、AdXとDFPの売却案が浮上
2025.05.08

GoogleのAI Modeが米国で一般公開。検索体験が大幅進化、商品・店舗カードや履歴機能も追加
2025.05.02

Google検索の独占是正案、米司法省とGoogleが法廷で激突──Pichai CEOが語った「検索サービス存続の危機」
2025.05.01

”OpenAI Chrome”爆誕?ChatGPT責任者、「Chrome」買収に意欲表明
2025.04.23

Googleが「巨額」の資金をSamsungに支払い、Geminiをプリインストール
2025.04.23

Googleが国別ドメインを廃止へ、今後数カ月間でgoogle.comに統合
2025.04.16

公取委、Googleに排除措置命令。検索サービスの強制搭載で独禁法違反認定
2025.04.15

Gmailの検索機能がAI搭載でパワーアップ、必要な情報をより素早く発見可能に
2025.03.22

Google I/O 2025の開催日が決定、MSのBuildと同時期開催へ
2025.02.12

Googleマップ、「メキシコ湾」→「メキシコ湾(アメリカ湾)」に変更
2025.02.11

Appleが検索エンジン開発を断念、200億ドルのGoogle契約の真相
2024.12.25

Google Search Consoleに24時間表示機能が追加、データ更新を高速化
2024.12.13

GoogleがChrome OSをAndroidへ完全統合か。iPadに本格対抗
2024.11.20

Googleの対話型AI「Gemini Live」が日本語に対応
2024.10.24

Googleの新製品発表イベントを見る方法。Pixel 9や新型Fold、Watch 3など発表へ
2024.08.13

Google TV Streamer、4K HDR & Dolby Atmos対応で新登場
2024.08.07

米連邦地裁、Googleを独占企業と断じる。検索・広告市場での独占的行為を認定
2024.08.06

デスクトップ版Chromeが「かこって検索」に”対応”。3つのAI新機能が追加
2024.08.02