Appleが発表した「普通に便利すぎる」新アクセシビリティ機能5選【iOS 19先行情報】
Mac用拡大鏡からVision Proのズーム機能まで、誰もが使いたくなる最新機能を徹底解説
Appleは2025年後半に登場する新しいアクセシビリティ機能を発表した。アクセシビリティ機能は障がいを持つユーザーだけでなく、すべてのユーザーにとって便利な機能が含まれている。今回は、その中から「これ普通にめっちゃ便利そう」と思える5つの機能を紹介しよう。
Mac用拡大鏡アプリ – 教室でのノート取りが一気に便利に
2016年からiPhoneとiPadで提供されてきた拡大鏡機能が、ついにMacにも登場する。この機能は動画拡大鏡(CCTV)をイメージして作られており、iPhoneのContinuityカメラや接続されたUSBカメラと連携して動作する。
Mac用拡大鏡アプリの特徴は、カメラで撮影した画像に対して自由にズームインしたり、角度を調整したりできること。さらに、ユーザー側でコントラストやカラーフィルターを加えることで、見やすさを調整することも可能だ。
特筆すべきは、撮影した画像内のテキストを自動的に認識して変換してくれる機能が実装されていること。これにより、黒板や白板に書かれた情報を簡単にデジタルノートとして取り込める。
大学生にとっては、講義中の黒板やスライドの内容をリアルタイムでMacに取り込める点が非常に便利だろう。デジタル資料が増えている現代でも、アナログな情報をデジタル化する橋渡しとして重宝しそうだ。
Apple Vision Proのズーム機能アップデート – 現実世界をより詳しく見る
Apple Vision Proは現在、メディアコンテンツに対してのズームはできるが、実世界で見えているものに対してのズーム機能はない。今後のアップデートでは、Vision Proのカメラシステムを活用し、現実世界の対象物に対してもズームができるようになる。
これにより、実際に近づかなくても対象物を擬似的に拡大して詳細を確認できるようになる。例えば、美術館の絵画の細部や、遠くにある看板の文字なども、その場から動かずに詳しく見ることができるようになるだろう。
これは完全に僕の妄想だが、将来的にApple Vision Proがさらに小型化・軽量化され、一般的なメガネのようになれば、この機能はさらに多くの人々の日常生活に役立つことだろう。視覚補助だけでなく、好奇心を満たす道具としても活用できそうだ。
バックグラウンドサウンドの強化 – 耳鳴りに悩む人々への救い
とあるヒアリング調査によると、16万人のうち約15%が耳鳴りに悩まされているという結果が出ている。一部のユーザーは周囲の環境音を選ぶことで症状が軽減するという傾向が見られることから、すでにバックグラウンドサウンド機能が実装されている。
今年後半のアップデートでは、このバックグラウンドサウンドのパーソナライズ機能が大幅に強化される。新しいEQ設定により、音の特性をより細かく調整できるようになるほか、一定時間後に自動的に停止するオプションも追加される。さらに、ショートカットアプリとの連携による自動化のための新しいアクションも実装されるため、状況に応じた音環境を簡単に作り出せるようになる。
これは耳鳴りに悩む方だけでなく、集中したい時や睡眠時の環境音としても活用できる便利な機能だ。
ライブキャプションとライブリスニングの連携 – Apple Watchで会話をリアルタイム表示、日本語も対応へ
ライブリスニングは、iPhoneやiPadがマイクのように働き、拾った音声をAirPodsやBeats製品に送ってくれる機能だ。今年後半のアップデートでは、このライブリスニング機能とライブキャプション機能が連携し、新たな使い方が可能になる。

具体的には、iPhoneでライブリスニングセッションがアクティブな場合、ペアリングされたApple Watchで、iPhoneが拾っている音声のテキスト(ライブキャプション)をリアルタイムで表示できるようになる。さらに、Apple Watchはリモコンとしても機能し、ライブリスニングの操作も手元で行える。
この機能は今年後半に実装される際、日本語を含む14カ国語に対応する予定だ。騒がしい環境での会話補助や、聴覚に不安のある方の日常生活をサポートする強力なツールになりそうだ。
パーソナルボイスの進化 – より速く、より自然な音声合成
機械学習モデルや人工知能の進展により、パーソナルボイス機能が大幅に進化する。プライバシーとセキュリティを最優先に設計されたこの機能は、以下の点で大きく改善される:
- 以前は150のフレーズを読み上げる必要があったが、新バージョンでは10フレーズだけで自分の声を合成できるようになる
- 声の合成処理が劇的に高速化され、以前は一晩かかっていた処理が1分以下で完了するようになる
- 合成される音声の質そのものが向上し、より自然で滑らかな話し方が再現できるようになる
- 対応言語も拡大され、英語、スペイン語、中国語(マンダリン)に加えて新たな言語もサポートされる
この機能は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)や脳卒中などにより発話能力を失う可能性のある方々にとって特に重要だが、声の保存という観点からも多くの人にとって意義のある技術だ。
実際に10フレーズを生成された音声を、150フレーズを一晩かけて生成された音声と聞き比べると、より自然になっている。いつ何が起こるか分からない今の世の中で、誰しもが登録しておくべきだろう。
まとめ
Appleが発表した新しいアクセシビリティ機能は、障がいのある方だけでなく、すべてのユーザーにとって便利で実用的なものばかりだ。特に今回紹介した5つの機能は、日常生活や学習、コミュニケーションをより豊かにしてくれる可能性を秘めている。
これらの機能は今年後半に登場予定とのことなので、iOS 19やmacOS 16などの次期OSアップデートに含まれる可能性が高いだろう。詳細は6月のWWDCで明らかになると思われるので、続報に注目だ。
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