Siriは機能が拡張され、より多くのアプリと連携可能に?!
Appleは「WWDC 2017」でSiriの機能拡張を発表し、より幅広いジャンルのアプリと連携可能になるとReutersが報じている。
現状、Siriはサードパーティアプリとも連携可能だが、そのジャンルは乗車予約、メッセージング、写真検索、支払い、VoIP通話、フィットネスに限られている。「iOS 11」ではその対象が広げられると予想されているが、具体的な内容は明らかになっていない。
また、現状より利用可能になるアプリは増えるものの、12,000以上の幅広いアプリやサービスと連携できるAmazonの音声アシスタント「Alexa」と比べると規模感は小さいままになる見通し。
これはAppleの思想としてユーザーは人間に話しかけるのと変わらないぐらいの精度がなければ音声操作はしてくれない、と判断していることに起因する。今回のアップデートでもあらゆるアプリジャンルが利用可能になるのではなく、想定通り動作することが確認できるものが対象になると見られる。
Siriスピーカーの登場に相応しい機能拡張
もし噂通りAppleがSiri搭載スピーカーを発表するのであれば、Siriの機能拡張は避けられない。現状のSiriのままであれば、iPhoneやApple Watchで十分代用することがでいるからだ。
開発者に最新のソフトウェアを披露し、それを活かすハードウェアを発表すると仮定した場合、「Siriのアップデート内容を披露 → その進化したSiriを活かすハードウェアを発表」という流れは十分にあり得る。ただし、Reutersは今回の報道内でSiri搭載スピーカーについて触れていない。
先日BloombergはAppleが既にSiriを搭載したスピーカーを製造していると報じていた。「WWDC 2017」で発表される可能性があると伝えられていたが、発売は2017年後半になる見通し。
ディスプレイは搭載せず、HomeKitのハブかつ自宅向けのApplleプラットフォームとして利用してもらうことを想定している製品となっていて、音質、音量ともに競合製品を上回るものにこだわっていると伝えられている。
(via MacRumors)
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