Blackmagic Design、DaVinci Resolve 17.4 を発表 M1 Pro/Max MacBook Proに最適化
DaVinci Resoveの作業スピードが最大5倍高速化、8Kフッテージを最大12ストリームまで処理可能に
Blackmagic Designは10月21日、DaVinci Resolve 17.4を発表した。M1 Pro/M1 Max MacBook Proで、DaVinci Resoveの作業スピードが最大5倍高速化。8Kプロジェクトの再生、編集、グレーディングがさらにスピードアップし、8Kフッテージを最大12ストリームまで扱えるという。
また12K Blackmagic RAWファイルのデコードが3倍以上になり、H.265のレンダリングが1.5倍に高速化。リアルタイムの顔認識、オブジェクト検出、スマートリフレーミングにおいて最大4倍の速度を発揮する。ProMotionディスプレイをサポートし、再生・編集が滑らかになり、新しいApple MacBook HDRディスプレイでHDRビューアもサポートする。
DaVinci Resolve 17.4はDropbox Replayも統合。DaVinci Resolve StudioからDropbox Replayへのプロジェクト・フローが円滑化し、ビデオの確認および承認が簡単になっている。
DaVinci Resolve 17.4の主な特徴
DaVinci Resolve 17.4の主な特徴は、以下のとおり。
主な機能
- Apple M1 Pro/M1 MaxのApple ProResをハードウェアアクセラレート。
- Apple M1 Pro/M1 Maxで120Hzをサポート。UIと再生が円滑化。
- Mac OS 12のDaVinci Neural Engineパフォーマンスが高速化。
- ネイティブHDRビューア(対応Macハードウェアのみ)。
- Dropbox ReplayとDaVinci Resolve Studioでコメントおよび注釈を同期。
- DropboxとDaVinci Resolve Studioでマーカーおよびコメントを同期。
- タイムラインマーカーをYouTubeビデオまたはQuicktimeのチャプターとして書き出し。
- Steinberg VST3をサポート。より幅広いオーディオエフェクトを使用可能。
- 簡素化されたカラーマネージメント、SDR・HDRの選択、新しい自動プロジェクト設定。
- フィルムハレーションなど、新しいResolveFXを追加。
- 3Dキーヤーおよびマットフィネスコントロールを改善。
- テキスト+ツールで、グリフの結合、縦のレイアウト、アラビア語やヘブライ語などの右から左のレイアウトをサポート。
- M1のProResのデコードおよびエンコード、AIパフォーマンスが大幅に高速化。
- 字幕背景の自動リサイズ、ネスト化したタイムラインの字幕を親タイムラインに展開。
Apple M1 Pro/M1 Maxのサポート
- Apple M1 Pro/M1 MaxのApple ProResをハードウェアアクセラレート。
- Apple M1 Pro/M1 Maxで120Hzをサポート。UIと再生が円滑化。
- Mac OS 12のDaVinci Neural Engineパフォーマンスが高速化。
- ネイティブHDRビューア(対応Macハードウェアのみ)。
- Macのネイティブ・フルスクリーンモード。
Dropboxのコメント統合
- DaVinci Resolveの環境設定でDropboxにログイン。
- DropboxまたはDropbox Replayに直接レンダリング。
- レンダリング完了時の自動背景アップロード。
- Dropbox ReplayとDaVinci Resolve Studioでコメントおよび注釈を同期。
- DropboxとDaVinci Resolve Studioでマーカーおよびコメントを同期。
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