Ankerから”全部入り”のロボット掃除機最上位モデルが誕生。実機を一足先にハンズオン
「驚異的な掃除力」「人間のような賢さ」「セルフクリーニング機能」の3つを叶える「Deep Cleaning」が特徴
Ankerは2月28日、最新の全自動クリーニングステーション付きロボット掃除機「Eufy X10 Pro Omni」を販売開始した。吸引掃除と拭き掃除の両方に対応し、ゴミ吸引とモップの清掃もすべて自動で行う。「驚異的な掃除力」「人間のような賢さ」「セルフクリーニング機能」の3つを叶える「Deep Cleaning」が特徴となっており、Eufyがこれまで培ってきた最高峰の技術を集結した最上位モデルだ。
吸引力はAnker史上最大となる8,000Paを実現。カーペットに絡みついた髪の毛やペットの毛をパワフルに吸引掃除できる。本体には「毛がらみ除去システム」が搭載されており、ブラシに内蔵されたクシが吸引した人間やペットの絡まった毛をほぐすことで掃除機本体のブラシに毛が絡まりにくい。
加圧式デュアル回転モップはモップにそれぞれ1kgの圧を加えることで「押して拭く」仕組みを実現。ポットや子どもの足裏汚れだけではなく、水性ペンの落書きまでも水拭きしてくれる。
それぞれ1kgの圧を加える加圧式デュアル回転モップ
一般的にロボット掃除機のモップ水拭き機能は本体中央にあるため、壁際を苦手とする。「Eufy X10 Pro Omni」は初搭載の「エッジモード」により、センサーが壁を認識すると壁際の約1cmまで丁寧に水拭きする。
実際に吸引掃除およびモップ掃除をしている様子は下記動画を確認してもらいたい。
すべての部屋において水拭きが必要とは限らない。その場合はアプリ上でモップ利用を予め禁止しておけば問題ないが、フローリングの部屋にカーペットを検知した場合、「モップ自動リフトアップ」により、自動でモップを床から12mm引き上げて吸引掃除のみ行ってくれる。
カーペット掃除を終え、フローリングに戻り床拭き掃除を再開する瞬間を撮影してきたので、参考に見てもらいたい。
従来の多機能ロボット掃除機は、掃除こそやってくれるがその後の後始末は人間の手が必要だった。「Eufy X10 Pro Omni」はEufy初の全自動クリーニングステーションを搭載。ステーションでのゴミの自動収集からモップの洗浄、45°Cの温風でのモップ乾燥まですべて自動で行う。
汚水タンク(2.7L)と浄水タンク(3L)
ナビゲーションシステムはAnker独自のAI.Seeシステムを搭載し、AIカメラにより掃除中に床に残されたケーブルやスリッパなどの形状を高精度に認識。これまでロボット掃除機が見逃していた小さな障害物も的確に回避する。
AI.Seeシステム
掃除時間は最大180群、充電時間は約300分。ダストバッグの容量は2.5リットル。ロボット掃除機本体のサイズは約35.3 × 32.7 × 11.4cm。自動ゴミ収集ステーションは約36.6 × 46.0 × 48.0cmとなっている。
なんで微妙にECOVACSっぽいネーミングにしたんだろうか?