タグ・ホイヤー、ダイヤで覆われたスマートウォッチ「Tag Heuer Connected Full Diamond」を発表
タグ・ホイヤーから、本体を589個のダイヤモンドで埋め尽くした「Tag Heuer Connected Full Diamond」を発表した。その価格、なんと197,000ドル。日本円にして、約2,184万円。
初代Apple Watchのラインアップに含まれていた「Apple Watch Edition」は17,000ドル(約188万円)だったが、「Tag Heuer Connected Full Diamond」はその約11倍。初代Editionが霞んで見える……!
合計23.35カラットのダイヤモンドで敷き詰められたスマートウォッチ
ダイヤで覆われていることを除くと、基本性能は「TAG Heuer Connected Modular 45」と同じ。ちなみに、こちらの価格は税別17万5000円。物凄くお手頃に見える不思議。
基本的なスマートウォッチの性能を兼ね揃えている「Tag Heuer Connected Full Diamond」は、50メートル防水、GPS、決済用のNFCセンサーを搭載し、解像度の高いAMOLED画面を採用。CPUはIntelの「Atom プロセッサ Z34XX」シリーズとなっているが、数年で”時代遅れのプロセッサー”になることは言うまでもない。
45mmのケースは18K PD125のホワイトゴールド。589個のダイヤのうち、78個はベゼル部分に、16個はラグ(ベルト・ブレスを固定する部分)に、ブレスレットには残りの495個が使用され、合計23.35カラット。使われているダイヤは11段階ある透明度の上から3番目の「VVS」。
気になるのは、これがスマートウォッチである、という事実。従来の機械式時計のように手入れをすれば長年使い続けられるものではなく、ハードウェアだけではなくソフトウェアの進化についていけなくなることは明白。持ったとしてもせいぜい数年がいいところだろう。
タグ・ホイヤーは、スマートウォッチとして使えなくなってしまった場合、機械式のモジュールと交換できるプログラムを用意するとのこと。=
(via The Verge)