Google、ChatGPT対抗AIツール「Bard」を発表
「Googleの最も洗練されたチャットプログラムの1つ」と称されるLaMDA搭載
Googleは2月7日、ChatGPTに対抗するチャットボット型AIツール「Bard」を発表した。Bardは「実験的な会話形AIサービス」として、会話しながらユーザーからの質問に回答する。一部の「信頼できるテスター」を対象に検証を開始し、今後数週間以内に一般公開するという。
Bardは、「Googleの最も洗練されたチャットプログラムの1つ」と称されるLaMDA(Language Model for Dialogue Applications)のライトモデルを活用。ポテンシャルや機能は未知数だが、公開されたイメージ画像によると、「ベイビーシャワーの企画」「オスカーを受賞した2つの映画を比較」「冷蔵庫の中にある具材を使ったランチのアイディア」などを聞くために活用できると案内されている。
「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡での発見を9歳児にどうやって説明すればいい?」という問いかけに対し、Bardは「グリンピースとのニックネームを付けられた銀河が複数発見された」「130億年前の銀河の写真を撮影した」「太陽系の外にある惑星を初めて撮影した」などと回答している。
Googleのサンダー・ピチャイCEOは、Bardの回答内容はウェブからの情報を取得し、「新しい、高品質な回答」を実現しているとアピール。Googleは2月8日22時30分より、検索とAIに関するイベントを開催する。ライブストリーミングは以下より視聴できる。
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PVに誤回答が混じってたって話題になってたな