iPad Proの10.5インチモデル(2017)と9.7インチモデル(2016)のスペック比較
10.5インチ型iPad Proが6月13日から発売される。
本記事では2017年6月に発表された10.5インチ型iPad Proと2016年3月に発表された9.7インチ型iPad Proのスペックや仕様を比較してみた。最新モデルを購入するべきか、それとも9.7インチモデルの整備済み商品を購入するべきか悩んでいる人は参考にどうぞ!
10.5インチ VS 9.7インチ!iPad Proの性能比較
まずは1分程度で分かる、10.5インチ型iPad Proが9.7インチ型iPad Proから進化したポイント・変わったポイントをまとめたので、ご覧あれ!
上記を踏まえた上で、具体的なスペックと仕様の比較は下記表を参考にどうぞ!
iPad Pro(10.5インチ) | iPad Pro (9.7インチ) | |||
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Wi-Fi | Wi-Fi+LTE | Wi-Fi | Wi-Fi+LTE | |
プロセッサー | A10X Fusion + M10 | A9X + M9 | ||
ディスプレイ | Retinaディスプレイ 10.5インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touch ディスプレイ 2,224 x 1,668ピクセル解像度、264ppi ProMotionテクノロジー 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーションディスプレイ 反射防止コーティング |
Retinaディスプレイ 9.7インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ 2,048 x 1,536ピクセル解像度、264ppi 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーションディスプレイ 反射防止コーティング |
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外向きカメラ(iSight) | 12メガピクセルカメラ ƒ/1.8の開口部 最大5倍のデジタルズーム 光学式手ぶれ補正 6枚構成のレンズ クアッドLED True Toneフラッシュ パノラマ(最大63メガピクセル) サファイアクリスタル製レンズカバー 裏面照射型センサー ハイブリッド赤外線フィルタ Focus Pixelsを使ったオートフォーカス タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用) 手ぶれ補正機能を使ったLive Photos 写真とLive Photosの広色域キャプチャ 強化されたローカルトーンマッピング 人体検出と顔検出 露出コントロール ノイズリダクション 写真の自動HDR 自動手ぶれ補正 バーストモード タイマーモード 写真へのジオタグ添付 |
12MP iSightカメラ Live Photos Focus Pixelsを使ったオートフォーカス True Toneフラッシュ 写真の広色域キャプチャ パノラマ(最大63メガピクセル) 写真の自動HDR 露出コントロール バーストモード タイマーモード ƒ/2.2の開口部 5枚構成のレンズ ハイブリッド赤外線フィルタ 裏面照射 サファイアクリスタル製レンズカバー 自動手ぶれ補正 強化されたローカルトーンマッピング 強化されたノイズリダクション 顔検出 写真へのジオタグ添付 |
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内向きカメラ(FaceTime) | 7メガピクセルの写真 1080p HDビデオ撮影 Retina Flash ƒ/2.2の開口部 写真とLive Photosの広色域キャプチャ 自動HDR 裏面照射型センサー 人体検出と顔検出 自動手ぶれ補正 バーストモード 露出コントロール タイマーモード |
5メガピクセルの写真 720p HDビデオ撮影 Retina Flash ƒ/2.2の開口部 写真とビデオの自動HDR 裏面照射 露出コントロール バーストモード タイマーモード 顔検出 |
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動画撮影 | 4Kビデオ撮影(30fps) 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) ビデオの光学式手ぶれ補正 2倍光学ズーム クアッドLED True Toneフラッシュ 1080p(120fps)および720p(240fps)スローモーションビデオに対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p) 連続オートフォーカスビデオ 人体検出と顔検出 ノイズリダクション 4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影 再生ズーム ビデオへのジオタグ添付 |
4Kビデオ撮影(3,840 x 2,160、30fps) 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) 1080p(120fps)および720p(240fps)スローモーションビデオに対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ 映画レベルのビデオ手ぶれ補正 3倍ビデオズーム 顔検出 ビデオへのジオタグ添付 |
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Bluetooth | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 4.0 | ||
Touch ID | 第2世代 | 第1世代 | ||
Smart Connector | ◯ | |||
スピーカー | 4基 | |||
電池持ち | Wi-Fi:最大10時間 | Wi-Fi:最大10時間 3G/LTE:最大9時間 |
Wi-Fi:最大10時間 | Wi-Fi:最大10時間 3G/LTE:最大9時間 |
容量 | 64GB 256GB 512GB |
32GB 128GB 256GB |
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縦幅 | 250.6mm | 240mm | ||
横幅 | 174.1mm | 169.5mm | ||
厚さ | 6.1m | 6.1mm | ||
重さ | 469g | 477g | 437g | 444g |
カラー | ローズゴールド ゴールド スペースグレイ シルバー |
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価格 | 64GB:69,800円 256GB:80,800円 512GB:102,800円 |
64GB:84,800円 256GB:95,800円 512GB:117,800円 |
32GB:66,800円 128GB:84,800円 256GB:102,800円 |
32GB:82,800円 128GB:100,800円 256GB:118,800円 |
CPU性能が最大30%、GPU性能が最大40%向上
10.5インチ型iPad Proは大々的に発表されたが、正直なところ、9.7インチ型iPad Proと比較するとCPUの性能が向上し、ディスプレイが大きくなり、カメラの性能が良くなった程度。一般的には買い替えるほどではないかもしれない。
ただ、そのスペックアップは相当凄いようだ。「A10 Fusion」は6コアのCPUと12コアのGPUを搭載。「A9X」チップよりもパフォーマンスが最大30%、グラフィックス性能が最大40%高速化しているという。
「ProMotionテクノロジー」対応でApple Pencilがより快適に
特に今回の最新モデルで恩恵を受けるのは「Apple Pencil」を多用する人だろう。なぜなら、最大120Hzのリフレッシュレートが得られる「ProMotionテクノロジー」に対応しているから。
Appleによると、この技術の導入によって「流れるようなスクロールの操作性とさらに素早い反応、これまで以上にスムーズな動画コンテンツの視聴」が可能になるという。併せて「Apple Pencil」の反応がさらに向上し、レイテンシが業界最高水準の20ミリ秒にまで軽減することができたため、今まで以上になめらかな描画が可能になる。
「iOS 11」との組み合わせに期待!仕事はこなせるのか?!
Apple Pencilを使わなかったとしてもマルチタスク機能が大幅に強化された「iOS 11」と「10.5インチiPad Pro用Smart Keyboard」があれば「iPhone以上、Mac未満」の作業を行う上では非常に優秀なデバイスになり得る。僕はまさにその隙間を埋めるデバイスとして期待している。
個人的にはネットやタイムラインを見たり、雑誌や電子書籍を読むなどコンテンツ消費デバイスとして使う予定。いつでもどこでも通信できるようにするためのセルラーモデルを選択し、格安SIMで格安運用できるようにSIMフリーモデルをApple公式サイトから購入。
「iPhoneだと画面が狭くて作業しづらいが、Macを取り出すほどではない」という時にちょうど良いデバイスになることに期待!
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