DJI、「Mavic 2 Pro」「Mavic 2 Zoom」を正式発表
DJIは8月23日、ドローンの新モデルとして「Mavic 2」シリーズを正式発表した。2モデル発表されたうち、「Mavic 2 Pro」は「Hasselblad L1D-20c」カメラを搭載し、「Mavic 2 Zoom」は24–48mmの光学ズームカメラを搭載している。
価格は、「Mavic 2 Pro」が189,000円、「Mavic 2 Zoom」が162,000円となっている。Apple公式サイトでも取り扱いが開始されている。
超高画質の映像撮影 or フレキシブルなズーム撮影
今回、種類の「Mavic 2」が登場した。大きな違いは下記の通り:
Mavic 2 Pro | Mavic 2 Zoom |
---|---|
Hasselblad L1D-20c カメラ | 24–48 mm 光学ズームカメラ |
20 MP 1インチ CMOS センサー | 12 MP 1/2.3インチ CMOS センサー |
絞り調整 F2.8 – F11 | 48MP 超高解像度写真 |
10-bit Dlog-M カラープロファイル | ロスレス4倍ズーム フルHD動画 |
10 bit HDR 動画 | ドリーズーム |
「Mavic 2 Pro」の特徴
「Mavic 2 Pro」に搭載されている「Hasselblad L1D-20c」カメラは、Hasselblad社が独自に開発した「ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS) 6」技術を搭載し、色彩の細部まで忠実に再現できる20MPの空撮映像を撮影することができる。
#DJI #Mavic2Pro has a 1" CMOS sensor that delivers detailed 4K HDR Video and 20 MP photos with adjustable aperture from f/2.8-f/11. pic.twitter.com/KdJdfKPfEO
— DJI (@DJIGlobal) August 23, 2018
1インチ型のCMOSセンサーを搭載し、より多く光を取り込むことが可能に。低照度環境下でも優れた性能を発揮し、ISO感度の設定範囲は拡張され、ISO上限値は3200から12800へ引き上げられているという。
また、「10-bit Dlog-M」カラープロファイルやHDR動画に対応している。
The #DJI #Mavic2Pro features 4K 10-bit HDR support and can be plugged into a TV with HLG and play footage with accurate color tones without any additional post-processing. pic.twitter.com/LYYYwVAS1X
— DJI (@DJIGlobal) August 23, 2018
#DJI #Mavic2Pro captures 10-bit Dlog-M video, with 4x as many levels of color per channel when compared to the #MavicPro's 8-bit video pic.twitter.com/FjM5Je5OyL
— DJI (@DJIGlobal) August 23, 2018
「Mavic 2 Zoom」の特徴
「Mavic 2 Zoom」は引き続き1/2.3インチ12MPセンサーを採用しているものの、光学2倍ズームレンズ(24mm – 48mm)に対応し、デジタルズームと合わせると最大4倍のロスレスズームが可能。 建物、乗り物、動物、人物から一定の距離を保ちながら撮影できることが魅力。
Using optical zoom, #DJI #Mavic2Zoom's Super Resolution feature will automatically capture a 48 MP image by shooting and stitching together 9 photos pic.twitter.com/gXjSbl1fpm
— DJI (@DJIGlobal) August 23, 2018
#Mavic2Zoom offers you a completely new tool for storytelling, which allows you to capture a subject from a safe distance pic.twitter.com/DN5R745VjT
— DJI (@DJIGlobal) August 23, 2018
搭載されているハイブリットオートフォーカスは従来モデルより最大40%早く、高度なフォーカス精度が実現されている。
新しく搭載された機能として「クイックショット」の「ドリーズーム」が追加されている。機体を後退しながらズームインすることにより、背景だけが迫ってくるようなエフェクトを加えることができるため、まるで空間が歪んでいくような不思議な視覚効果が得られるという。
Dolly Zoom, our newest QuickShot for #DJI #Mavic2Zoom, lets you bring an otherworldly warped perspective to your storytelling pic.twitter.com/3KRe6buOgE
— DJI (@DJIGlobal) August 23, 2018
また、新しい超高解像度機能として、広角で写真撮影した場合、カメラは望遠レンズで9枚の写真を撮影・合成することにより、48MP超高解像度写真を作成することができる。