実現するの?iPhone 14に関する6つの”ワイルドカード噂”
衛星通信サービスの提供からWi-Fi 6Eのサポートまで、実現可能性が定かではない噂まとめ
2022年の新型iPhone(iPhone 14)は、来週には正式発表される。実現可能性が高そうな噂がある一方で、噂はあるが実現可能性が定かではない噂もある。
本記事では、「iPhone 14」シリーズに関する実現可能性が定かではない”ワイルドカード噂”をまとめた。
実現したら盛り上がるけど……。ワイルドカード噂まとめ
iPhone 14 Proのパンチホール仕様
「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」は、iPhone Xから採用されているノッチを廃止し、代わりにカプセル型+丸型のデュアルパンチホールディスプレイを採用する可能性が高い。
2つのパンチホール以外が通常の画面表示領域として使われると予想されていたが、直近の噂によると、画面点灯時に1つの横長パンチホールとして表示されるという。それぞれのパンチホールが独立した状態ではノッチに比べて画面を占めるスペースが少なくなると予想されていたが、一体化するのであれば、ノッチと同等のエリアが画面上に島のように浮いた状態になると考えられる。
2つのパンチホールをソフトウェア上の処理で”繋げる”ことで、マイクやカメラの使用を伝えるプライバシーインジケーターが表示されるそうだ。現在はノッチの右側にうっすらと表示される仕様だ。
衛星通信サービスの実装
「iPhone 14」シリーズは、衛星通信機能をサポートする可能性がある。サービスの提携元と噂されているGlobalstarは今年2月、”見込み顧客”用に連続衛星サービスを提供する目的で、新たに17個の人工衛星を購入している。
衛星通信サービスは、iPhone 13シリーズの搭載が噂されてたが、実現しなかった。Bloombergは2019年に、AppleがiPhoneに直接データを送信するための人工衛星を開発していると報道。緊急時用の連絡手段として、メッセージ送信機能、ユーザー自身の位置情報・メディカルID・緊急連絡先への警告を含む緊急連絡の機能が検討されていた。
SpaceXとT-Mobileは先月末、人工衛星通信サービスを発表。Appleの発表を見越して発表を行ったとの情報もある。
バッテリーの改善
iPhone 14はバッテリー容量が微増する可能性がある。中国のSNSに投稿された情報によると、「iPhone 14」は3,279mAh(iPhone 13は3,227mAh)、「iPhone 14 Pro」は3,200mAh(iPhone 13 Proは3,095mAh)になるという。
「iPhone 14 Pro Max」は4,323mAh(iPhone 13 Pro Maxは4,352mAh)となり微減。新登場の「iPhone 14 Plus」はシリーズ最大容量となる4,325mAhになると伝えている。
増加するバッテリー容量はわずか。駆動時間が長く成るとすれば、A16 Bionicチップの省電力性能に期待するしかないだろう。
充電速度の向上
「iPhone 14 Pro」シリーズは、最大30Wの急速充電に対応している可能性がある。充電時間への影響は不明だ。
iPhone 13シリーズは20W以上のUSB充電器を使用することで、急速充電が利用できる。iPhone 13 Proは最大22W、iPhone 13 Pro Maxは最大27Wの対応が確認されている。
なお「iPhone 14」シリーズはMagSafe用に内蔵されたマグネットの磁力が増しているという。あいにく出力は変わらず、最大15Wまでになると予想されている。
最小容量が256B、2TBモデルの追加
iPhone 13シリーズは、最小容量が128GBだが、「iPhone 14」シリーズは256GBから用意され最大2TBになるとの情報がある。
「iPhone 14 Pro」のカメラに関する新機能が事実だとすれば、4,800万画素や8K動画のデータ量は計り知れない。ストレージ構成が現行モデルと同じであれば、一部モデルに制限を設ける可能性がある。iPhone 13 Proの128GBモデルはProResフォーマットの4K/30fpsが撮影できず、1080p/30fpsに制限される。
Wi-Fi 6Eのサポート
iPhone 13シリーズで噂され実現しなかったWi-Fi 6Eは、「iPhone 14」シリーズで実現する可能性がある。
Wi-Fi 6Eとは、2020年1月にWi-Fi Allianceが発表した新たなWi-Fiの規格。「E」は”Extended”を意味し、Wi-Fi 6を拡張した規格だ。Wi-Fi 6Eは、従来のWi-Fiがサポートする2.4GHz帯と5GHz帯に加え、6GHz帯が利用可能。6GHz帯は、今後世界各国で免許不要で電波を使うことができる周波数帯(アンライセンスドバンド)になる見通しだ。
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値段そんなに今の13シリーズと変わらないなら買っちゃおうかなぁ