iPhone 14は50ドル値下げ？iPhone 14 Proも値上げ額を抑える方針か

　
2022年の新型iPhone（iPhone 14シリーズ）は、一部で噂されている価格よりも安く販売される可能性がある。調査会社TrendForceは、世界的なインフレや為替による売上の影響を避けるため、Appleは大胆な値上げの実施などの価格戦略は取らないと分析。

「iPhone 14」はiPhone 13より50ドル安い749ドル、「iPhone 14 Pro」はiPhone 13 Proより50ドル高い価格設定になると予測している。

またストレージの最小構成は128GBではなく256GBになると予測している。

iPhone 14は据え置き、Proモデルは100ドル値上げという説も

Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone 13シリーズより約15％値上げすると予測。韓国のNaver Blogユーザー「yeux1122」は値上げが実施されず据え置きと伝えており、リーカーのMcGuire Wood氏は「iPhone 14」は据え置き、「iPhone 14 Pro」シリーズは100ドルの値上げを指摘。両者は過去に正確な情報を伝えた実績がある。

米Apple公式サイトにおけるiPhone 13シリーズの価格は、以下のとおり。

「iPhone 14」シリーズの通常モデルは、従来どおりと同じ外観、既存チップの使い回しなど、ハードウェアの進化が限られている可能性が高い。一方でProモデルは、画面点灯中に一体化する仕様のデュアルパンチホールディスプレイ、進化した広角レンズと超広角レンズを備えた最新カメラなど、ハードウェアの進化が期待できる。

買い替えサイクルの長期化を踏まえ、通常モデルは手を出しやすい価格に設定し、Proモデルは最新機能を備えながらも値上げ幅を抑えた価格戦略を取ることで、買い替えを検討しているユーザーにアピールしやすくなるだろう。