MacBook Pro用電源アダプタ、単体購入は2カ月待ち
「140W USB-C電源アダプタ」と「96W USB-C電源アダプタ」はすぐに入手できない
Appleの「140W USB-C電源アダプタ」と「96W USB-C電源アダプタ」が入手困難だ。Apple公式サイトでは、店頭で最短10月5日以降。発送でも9月21日から10月5日と案内されている。納期遅れは今に始まったことではないが、状況が改善されていない。
Apple純正の電源アダプタはサードパーティ製品と比べて大きく、重く、価格が高いが、高出力時でも発熱しづらい。従来の技術であれば高出力のためには大型化・高重量化は避けられなかったが、GaNの登場で軽量化・小型化しながら高出力が実現できるようになった。サードパーティ製品を選ぶ際は、商品の品質、メーカーとしての信頼度、サポート体制などを加味した上で選んだほうが良いだろう。
買うべきサードパーティ製の高出力USB充電器は?
Ankerは先日、最新充電技術「GaNPrime」を発表。対応製品として、合計最大120W、単ポート最大100Wの出力に対応したUSB充電器「Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)」を発表。100Wで出力する際はそれなりに発熱するが、複数デバイスを充電した際の電力の振り分けは想定どおり動作する。
140W出力に対応した「Anker 717 Charger (140W)」も発表しており、一般的な140Wの充電器より約40%の小型化、Apple純正品より30%の軽量化を、約4,000円安い価格で実現。一般発売は2022年9月中旬に予定している。
現状ではアドテックの「APD-V140AC2-BK」が日本で唯一、単ポート最大140W出力を実現。重さはApple純正品とほとんど同じだが、USB-Cポートが2つ、USB-Aポートが1つ搭載されており、3ポートを同時に使用しても100W+30W+12Wで割り振られる仕組みが魅力だ。
いずれの製品も、140W出力の利用にはMagSafe 3ケーブルが必要となる。USB-Cケーブルでは最大100Wの制限に引っ掛かってしまう。
(Source: MacRumors)