「MacBook Pro/Air」を最大60W充電できるUSB充電器まとめ
自宅には据え置き用を1台、カバンの中には常に持ち運び用を1台、それぞれ用意しておくとすごく便利
僕がメインで使用しているMacはMacBook Pro(2018)の13インチモデルだが、かなり高い頻度でMacBook Air(2018)も使っている。
電源ポートが「MagSafe」だった時代は純正品を使う以外本体を充電する方法がなかったが、良くも悪くもUSB-Cに統一された今、サードパーティ製品でも本体を充電できる。
フルスピードで充電する場合、MacBook Air(2018)の場合は30W、MacBook Pro(2018)の場合は60Wが必要。つまり、両マシーンに対応するためには最大60Wの出力が可能なUSB充電器が必要。
本記事ではこれまで紹介してきた、13インチ型MacBook Pro(2018)およびMacBook Air(2018)を最大60Wで充電できるUSB-C(USB PD)急速充電器をまとめたので、参考にどうぞ!
据え置き/持ち運び可、Macをフルスピード充電可能
今回紹介する製品は持ち運び用に適した最大60W出力可能なポートが1つ搭載された製品から、最大100Wも出力できるが重さゆえに据え置き用に向いている製品を紹介する。
Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー
「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」は僕が毎日持ち運んでいる、持ち運び用のUSB充電器。最近、USB-Cポートを2つ搭載した「Satechi 75W デュアル トラベルチャージャー」が発売されたが、まだ旧モデルが現役で活躍してくれている。
特徴は本体の軽さとポートの多さ。最大60Wの出力に対応したUSB-C PDポートが1つ、Quick Charge 3.0に対応したポートが1つ、そして最大2.4Aの出力に対応したUSBポートが2つ用意されている。
- 最大出力
- 60W(ポート単体)
- レビュー
- 【レビュー】「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」ーーコンパクトで高出力なUSB-C PD対応充電器
- 価格
- 6,499円(税込)
- 購入ページ
Anker PowerPort Atom PD 4
「Anker PowerPort Atom PD 4」は、最大100W出力に対応したUSB-C/USB-A急速充電器。100Wまでの出力に対応しているため、MacBook Proの15インチモデルでもフルスピードで充電可能。
搭載ポートは合計4つ。USB PD対応のUSB-Cポートが2つ、Ankerの独自充電技術「PowerIQ」に対応したUSB-Aポートが2つ用意されている。
本体が重いため、作業用机に据え置き用として活用している。裏に滑り止めが付いているため、ケーブルの抜き差しがしやすい点も魅力。
- 最大出力
- 100W(ポート単体)
- レビュー
- 【レビュー】Anker PowerPort Atom PD 4ーー最大100W出力対応のUSB-C/USB-A急速充電器
- 価格
- 9,999円(税込)
- 購入ページ
Freedy 90W マルチポートチャージャー
「Freedy 90W マルチポートチャージャー」には、合計4つのポートが用意され、USB-Cポートは最大60W出力と最大30W出力のものが1つずつ、合計2つ。USB-Aポートは2つ用意され、「Quick Charge 3.0」対応ポートとなっている。
- 最大出力
- 60W(ポート単体)
- レビュー
- 【レビュー】「Freedy 90W マルチポートチャージャー」ーー60W+30WのUSB-Cポート搭載のUSB急速充電器
- 価格
- 9,990円(税込)
- 購入ページ
HyperJuice 87W USB-C チャージャー
「HyperJuice 87W USB-C チャージャー」は、3ポートの合計出力が最大87W。15インチ型MacBook Proもフルスピードで充電できる。
USB Power Delivery(USB PD)/Quick Charge 4.0に対応したUSB-Cポートが2つ、さらに最大70Wの出力に対応したQuick Charge 3.0対応のUSB-Aポートが1つ、合計3ポートを搭載。
出力の割には非常に軽い点も密かな魅力。平べったいデザインになっているので、意外と持ち運び用としても使いやすい。
- 最大出力
- 87W(ポート単体)
- レビュー
- 【レビュー】「HyperJuice 87W USB-C チャージャー」ーー合計出力が最大87WのUSB急速充電器
- 価格
- 9,720円(税込)
- 購入ページ
HyperJuice 80W USB-C チャージャー
「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」は、「HyperJuice 87W USB-C チャージャー」の旧モデル。
合計80W、USB-Cポートが最大60Wの出力ができ、用意されている4つのUSB-Aポートはすべて「Quick Charge 3.0」に対応している。
- 最大出力
- 60W(ポート単体)
- レビュー
- 【レビュー】「HyperJuice 80W USB-C チャージャー」ーー最強のUSB急速充電器
- 価格
- 10,800円(税込)
- 購入ページ
- 販売終了
C-ROCK
「C-ROCK」は、最大60W出力に対応した電源アダプタ。ポートは1つのみだが、「Apple純正の61W USB-C電源アダプタ」と比較して一回り小さく、重さも155gと純正品よりも約60g軽い。
- 最大出力
- 60W(ポート単体)
- レビュー
- 【レビュー】60W出力対応のUSB-C充電器「C-ROCK」ーー持ち運び用電源アダプタとして
- 価格
- 4,780円(税込)
- 購入ページ
Anker PowerPort Speed 1 PD 60
「Anker PowerPort Speed 1 PD 60」は同じく60W出力可能なUSB-Cポートを1つ搭載した電源アダプタ。
純正品の61W電源アダプタと比べて約60gも軽い上に、価格が半額以下。とにかく荷物を軽くしたい人にとってはマストバイ。
- 最大出力
- 60W(ポート単体)
- 参考記事
- Ankerから60W出力のUSB急速充電器「Anker PowerPort Speed 1 PD 60」が発売
- 価格
- 3,099円(税込)
- 購入ページ
据え置き用、持ち運び用をそれぞれ揃えると便利に
記事執筆時点では、持ち運び用として「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」、据え置き用として「Anker PowerPort Atom PD 4」を使っている。
「Satechi Type-C 75W トラベルチャージャー」を持ち運び用として使う理由は、ポート数、サイズ、軽さ。持ち運ぶには程よいサイズでガジェットポーチに入れることができ、場所を取らない。
「Anker PowerPort Atom PD 4」を据え置き用として使う理由は、出力の高さ。自宅では15インチ型MacBook Pro(2017)を使うこともあり、対応するケーブルさえあればフルスピードで充電できる。
1台あれば事足りるかもしれないが、個人的には据え置き用と持ち運び用をそれぞれ用意することがおすすめ。僕の場合、カバンの中から出し入れしていると、いつか忘れそうで怖いので。
参考になれば幸い!MacBook Proをデスクトップ化する上で役立つMac用周辺機器もあわせてどうぞ!