新型M4 Mac mini、3つの注目ポイント
デザイン刷新、M4チップ搭載、RAM増量など
AppleのMac miniは、小型ながらパワフルなデスクトップマシンとして、長年人気を博している。Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏によると、デザインは刷新されApple TV並みに小型化するとの噂だ。
本記事では、新型Mac miniが期待できる3つの注目ポイントを紹介する。
デザイン
2010年以来となる大幅なデザイン変更が行われ、Apple史上最も小型のデスクトップになるという。筐体はアルミニウム製で、Apple TVと同程度のサイズになる見込みだが、高さはApple TVよりも高くなるようだ。
開発に関わっている人物によると、「小さな箱に入ったiPad Pro」のようなものだという。
ポート仕様
USB-Cポートを5つ搭載する。前面に2つ、背面に3つのポートが配置される可能性がある。Thunderbolt 4に対応するポートも含まれるとみられ、高速なデータ転送や外部ディスプレイへの接続が可能になる。
M4/M4 Proチップと16GB以上のRAM
M4とM4 Proの2つの構成が用意される。M4チップは、3nmプロセスで製造され、CPU性能は最大20%、GPU性能は最大40%向上し、電力効率も高まっている。また、AI処理を高速化するNeural Engineも強化され、毎秒38兆回の演算処理が可能になった。
また最小構成のメモリ容量も期待できる。従来は8GBスタートだったが、16GBまたは32GBのメモリを搭載するとみられる。16GBを標準搭載とすることで、より多くのユーザーのニーズに応えられるようになるだろう。
高い演算処理能力と十分なメモリ容量により、Apple Intelligenceの機能が利用可能になる。macOS Sequoia 15.1のリリースと同時に、新しいSiri機能、メールとメッセージのスマートリプライ、写真アプリのメモリムービーとクリーンアップなどが提供される予定だ。