【レビュー】ジム用バッグ「Quiver X」を試してみた!アクティブな毎日を過ごす人向け
以前ジム用バッグとして便利なバッグ「Quiver(クイヴァー)」を紹介したが、現実的に考えてジム専用のバッグを活用できる人はごく一部。基本的には普段使いをすることができ、かつ、ジム用として活用できるのがベスト。
その要望に応えるべく登場したのが「Quiver X」。「Quiver」の良さをそのまま踏襲しながらもPCポケットを含む3つにおコンパートメントが用意され、使い勝手が大幅に向上!
現在、クラウドファンディングサービス「Makuake」でプロジェクト終了間近となっているが、ギリギリすぎるこのタイミングで製品を試す機会を頂いたので、紹介する!
想像以上に荷物が入る、小分け用のポケットが優秀
天気が良かったので、家族で二子玉川に行くことに。普段ならいつもの巨大バックパックを背負って行動するのだが、屋外で食事を取るということ、その後娘と砂場などで遊ぶ可能性があるということから、「Quiver X」に荷物を詰めて出発。
ショルダーストラップ、外側のポケット
以前の「Quiver」はショルダーバッグ型だったが、今回は2つのストラップが取り付けられるようになったためバックパック型に。バックパック派としてはこの改良点は非常に良い。
ストラップをまるごと外すことができるのは従来製品から引き継がれている。この仕組みであればショルダーバッグのように背負いたいというニーズにも応えることができる。
ストラップそのものはものすごく長く、ここまで長くする必要性があるのかどうかという素朴な疑問も。幸いにもストラップをまとめて束ねることができるため、困らない。
ショルダーストラップ自体は厚みはなく、クッション性も乏しいが、このサイズからして劇的に重い荷物を持ち運ぶことはないと思うので特に問題はない。
また、背負った時に荷物を背中にしっかりと密着させるチェストベルトも用意されている。自転車に乗りながら「Quiver X」を背負いたい場合や急ぎでダッシュする場合、チェストベルトがあると固定力が全く違う。
伸縮性があり、ドリンクを固定するための紐が用意されている。この紐があるとカバンを何かの拍子で逆さまにしてしまった時などに役立つ。
外側に小物を入れるポケットが用意。マチは少ないが、鍵や「AirPods」など、素早くアクセスしたいものを入れるのに最適。
最近のバックパックで流行っている、背当て側にはスーツケースに引っ掛けられるフラップも付いている。
メインポケット
メインポケットをチェックしてみよう。普段僕が35リットルのバックパックの中に入れているものを入れてみたが、普通に収まる。この時はガジェットポーチ、着替え、小物入れ、プロテインドリンク2本だった。
メインポケットの裏側(蓋となる部分)には特にポケットはない。これにより、メインポケットに思う存分荷物を詰め込むことができるので良い。
PC用ポケット
2つ目の大型収納であるPC用ポケットは「オートロックジップメカニズム」を採用。普通にファスナーを開けようとすると開けられず、両ファスナーをまとめて端に移動させることによって開く仕組み。
この仕組みは防犯機能としては素晴らしいが、カバンの中身を盗まれるような環境で普段生活していないため、かえって不便であるように感じた。
そして他のファスナーは止水性のものを使用しているが、電子機器を保護するこのファスナーのみセキュリティを優先し、採用されていない。個人的には止水ファスナーを採用してほしかった。
PC用ポケットに入る前にそのファスナーについて色々と不満を述べてしまったが、実際のPC用ポケットは驚くほど優秀。中にある小分けポケットの使い勝手が良い。
最大15インチのノートパソコンが収まるポケットは飛び出さないようにベルトが用意され、その手前にはタブレットが入るポケットもある。
反対側には大きいポケットが上に2つあり、電源アダプタやマウスなどが収まる絶妙なサイズ。
僕はここに「SuperMobileCharger」を入れてみた。十分収まるサイズで使いやすい。
そのさらに下には広めのポケットが用意され、ケーブルなどを収納するのに最適。
防水仕様のポケット
3つ目のポケットであり、背負った時に最も背中に近いポケットは防水仕様のポケット。
スマホが操作できるポーチや衣類用ポケットがあるコンパートメントは内部のファスナーも全て止水ファスナーを使用している点が特徴。
小分け用ポケットも豊富。このような仕組みが用意されていることによって、海に持っていくカバンとしても使える。着替えはメインポケットに入れ、洗面用具などはこの防水仕様のポケットに入れることによって使い分けることができる。
背負ったときのイメージ
実際に背負ったときの見た目は下記の通り。僕は身長167cm。
バックパックを背中の高い位置で背負いたい僕としてはストラップを最も短くしても長すぎてしまうため、背負ったときの見た目としては少し不満があるものの、それほど高重量を背負うことがない上にカバンそのものが小さいことから、背負心地は良好だった。
個人的にはちょっとしたお出かけに使える大きさと使い勝手が実現されている点が「Quiver X」の魅力であり、気に入っている点。特にPC用ポケットが用意されたことによって僕の必須アイテムである13インチ型MacBook Pro(2018)を入れて持ち運ぶことができるため、とても良い。
カバン本体も防水仕様の素材を使用しているため、プールサイド、海、キャンプ、バーベキューなど、アウトドアでアクティブに過ごす時に持ち運ぶバックパックとしてとても使いやすいと感じる。
こういうシーンで使うバックパックは見た目云々よりも機能性が重要。見た目がそこそこ良くて機能性がよく考えられている「Quiver X」はその役割を果たすバックパックとして候補に上がっても不思議ではない。
「Quiver X」のクラウドファンディングは2019年4月29日で終了する。支援したい人は早めにどうぞ!