Apple、将来のiPhoneに折り曲げられる液晶ディスプレイの採用を検討中か

Appleは将来のiPhoneにおいて折り曲げられる液晶ディスプレイを採用することを検討しているとWSJが報じている。
偶然にもジャパンディスプレイは25日、スマートフォン向けの5.5インチ型シート状液晶ディスプレイ「FULL ACTIVE FLEX(フルアクティブ・フレックス)」を発表。プラスチック製のTFT基板を搭載しているため、自由に折り曲げることができる。
折り曲げられるディスプレイと言えば有機ELディスプレイ。ジャパンディスプレイ代表取締役社長の有賀修二氏は「有機ELディスプレイほどフレキシブルではない」と前置きをしたものの、Samsungの「Galaxy Edge」シリーズに採用されているような曲面ディスプレイは実現可能であると指摘。
これらのディスプレイは2018年から量産化を目指すとしているが、だからといって2018年に発表されるiPhoneが折り曲げられるようなデバイスになる可能性は極めて低い。
当たり前だが、ディスプレイが折り曲げられるからと言って筐体が折り曲げられる訳ではない。万が一Appleが血迷って折り曲げられるiPhoneを開発しようとした場合、筐体に使われている素材を大幅に見直す必要がある。
それでもジャパンディスプレイの技術はAppleを筆頭としたスマートフォンメーカーから需要がありそうだ。
その理由はコスト。有機ELディスプレイと比較して液晶ディスプレイは安価で製造することができるため、湾曲したディスプレイを採用したいメーカーにとっては魅力的。
Appleは2017年に発表するiPhoneに曲面型有機ELディスプレイを採用するという噂がある。今後のiPhoneは有機ELディスプレイのままになるのか、それとも将来的には液晶ディスプレイになるのか。
(via 9to5Mac)
もっと読む

iPhone Air 2、値下げしてカメラ増やすかも。”人気挽回”狙う

折畳iPhone、画面サイズに新情報。7.7インチ+5.3インチ、2026年9月発売の噂

iPhone 17e、ついにMagSafe対応か。16e最大の欠点を解消じゃん!

“1枚のガラス”iPhone 20周年モデル、やはり2027年登場になりそう

iPhone 18 Pro、ついに画面内蔵Face ID実現か。“島”廃止でカメラは左上に?

iOS 26流出で大量発覚。Appleの未発表デバイス数十種類が丸裸に

折畳iPhone詳細リーク。Touch ID復活、Face ID非搭載で薄型化優先か

スマホ新法、施行直前。iPhoneユーザーが直面する”安全性の危機”とは

Apple、iPhone 14以降で「衛星経由のメッセージ」を日本提供開始。圏外でも連絡可能に

iPhone Fold、eSIM限定かも。「あえて物理SIM廃止」と思われ

IntelがiPhone向けチップ製造に参入か。2028年から非プロモデル供給の噂

iPhone 17e、ベゼル狭くなるもパネルは据え置きか。Dynamic Island搭載見送りの可能性

折畳iPhone、歴代最大5,800mAhバッテリー搭載か。競合折畳スマホを”完全に”超える

iPhone Air 2、”延期”ではなかった。最初から2027年リリース予定との新情報

iPhone 18 Pro Max、歴代最重量の243グラムに?でもそれは”正解”かもしれない

売れなさすぎて延期したiPhone Air 2、デュアルカメラで”復活”狙うも実現に暗雲

iPhone 18 Pro、背面の”ツートンカラー”廃止か。より統一感ある外観に?

iPhone 18、全モデルで24メガピクセルのフロントカメラ搭載か。折畳iPhoneには業界初の技術も

iPhone 18 Pro、Dynamic Island”小型化”か”消滅”か。2つのシナリオが浮上
