Appleが家庭用ロボットを開発中、2028年以降の発売か
テーブルトップ型ロボットは高度な音声認識機能を搭載、価格は約1,000ドルを想定

Appleがスマートホーム向けロボット製品の開発を本格化している。Apple製品のサプライチェーン分析で知られるMing-Chi Kuo氏が明らかにした。
開発中のロボットには人型と非人型の2種類が存在し、現在は概念実証段階(PoC:Proof of Concept)にある。量産開始は早くても2028年以降になる見通しだ。
Apple is exploring both humanoid and non-humanoid robots for its future smart home ecosystem, and these products are still in the early proof-of-concept (POC) stage internally. While the industry debates the merits of humanoid vs. non-humanoid designs, supply chain checks…
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) February 12, 2025
注目の製品詳細
開発中の製品の1つはテーブルトップ型ロボットで、iPad風のディスプレイとロボットアームを組み合わせた設計になっている。BloombergのMark Gurman記者によると、このデバイスは主にSiriとApple Intelligenceで制御する仕様となっている。
ユーザーが「こちらを見て」と話しかけると、FaceTimeビデオ通話中に画面が自動的に顔の方向を向くなど、高度な音声認識機能を搭載する計画だ。
このテーブルトップロボットは、今年発売予定のスマートホームハブの上位機種として位置付けられる。価格は約1,000ドルを想定しているが、計画は変更される可能性がある。
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