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Jony Ive、ボタンを再発明。モンクレールとコラボ製品を発売

レイヤーを簡単に着脱可能な、マグネットで留める「デュオボタン」を採用

マグネットで留める「デュオボタン」

元AppleのCDOジョニー・アイブ氏が率いるLoveFromとイタリアのラグジュアリーブランドMonclerが共同開発した「LoveFrom, Moncler」が、4年の歳月をかけて完成し、9月24日に発売される。

このコレクションの中心には、ダウンベスト「モンコア」があり、その上にフィールドジャケットやパーカー、フード付きポンチョを重ねられる3層のジャケットシステムが採用されている。各層の素材は、リサイクルナイロンを使用し、無縫製で作られ、まるで着物のような形状を作り出している。この技術には、通常はベッドリネンに使用される7フィートの巨大な織機が必要だった。

今回のコレクションのハイライトは、マグネットで留める「デュオボタン」で、レイヤーを簡単に着脱できる。このボタンは、LoveFromとMonclerのチームが様々な試行錯誤の末に開発したもので、ファスナーや他のボタンシステムに代わる革新的な仕組みだ。

「LoveFrom, Moncler」は、モジュール式のジャケットでありながら、これまでのような複雑なファスナーではなく、直感的に着脱が可能な設計が施されている。このデュオボタンは、2つの磁石を使ってボタンを結合し、圧力を加えるだけで簡単に外れる仕組みを採用している。

また、モンコアのボタンにはLoveFromの新しいロゴが、シェルにはMonclerのロゴが刻まれており、2つのブランドの関係が表現されている。

Fast Company

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更新日2024年09月24日
執筆者g.O.R.i
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