Google、ピンチ?!AppleがiOSのデフォルト検索エンジンを他に乗り換える可能性は?
Firefoxはデフォルトの検索エンジンをGoogleからYahooにに乗り換えた。その結果は予想以上で、明確にシェアが減少していることが明らかになった。
iOSのデフォルト検索エンジンは現在Googleとなっているが、その契約は今年で一旦終了する。更新するか否かはApple次第ではあるが、万が一AppleがYahooやBingなどに乗り換えた場合、AppleInsiderによるとGoogleは78億ドルの想定売上を失うことになると伝えている!
Googleに戻す人が2人に1人いたとしても、ダメージは甚大
もちろん、仮にAppleがiOSのデフォルトの検索エンジンをGoogleから他のブラウザに変更したとしても、大多数の人は手動でGoogleに設定し直すだろう。UBSのアナリストの予想によると2人に1人はGoogleに戻すだろうと予想している。
乗り換えが実現した場合、売上単体で見ると10%のマイナスになるが、デフォルト検索エンジンとして採用し続けてもらうためにAppleに支払っていた費用が浮くため、実際は3%のマイナスになるとのこと。
Appleは既にSiriやSpotlightのバックボーンとしてBingを採用している。Yahooの現CEO、Marissa Mayer氏は以前GoogleからYahooに乗り換えて欲しいと発言していた。他にも選択肢として個人情報を一切取得しない検索エンジンDuck Duck Goもある。
いずれも「iOS 8」のデフォルト検索エンジンの選択肢として用意されている。Appleはどのような決断を下すのか、注目だ。
(via AppleInsider)
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