Googleマップ、国際宇宙ステーションのストリートビューに対応
Googleは7月20日、「Googleマップ」が国際宇宙ステーション(ISS)のストリートビューに対応したことを発表した。
存在は知っているが、具体的に何が行われているかと聞かれると答えに困る、ISS。欧州宇宙機関 (ESA) のトマ・ペスケ宇宙飛行士によると、ISSでは、海洋、大気、陸上のデータが収集され、微小重力下における人体反応の観察、免疫システムの解明、急激な気象変化への警告を発するための低気圧の観測、近年急速に増加している海洋廃棄物の監視など、地球上では行うことができない実験や研究が行われているとのこと。
言うまでもなく、今回の撮影は地球の外で行われるストリートビュー画像の撮影。画像に表示される注釈は、宇宙飛行士が体力トレーニングを行う場所、食事の内容、科学実験が行われるエリアなど、これまで知ることができなかった面白い情報や興味深い事実を実際に自分の目で見ることができる。
撮影には多くの苦労が伴ったとのこと。ISSでは宇宙空間における生活や作業の制約があるため、Googleが通常用いるストリートビュー機材では撮影することができない。そのため、すでに搭載されているDSLRカメラと機器を使って、無重力環境で画像を収集したという。
世界中でも限られた人しか見ることのできないISSの中を見ることができるようになった。どう考えても凄いことだ。下記、時間がある時どうぞご覧あれ!
スペースビュー撮影の舞台裏が下記動画で紹介されているので、併せてどうぞ!
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