iPhoneアプリのサイドローディング、EUで2024年上半期に解禁か
iOS 17.2に発見された新しいAPIはモバイルデバイス管理機能(MDM)用の新機能であると判明
Appleは、EUでApp Store以外のアプリストアを使ってアプリをダウンロードできる、俗に言う「アプリのサイドローディング」を2024年上半期に解禁する可能性がある。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏が最新のニュースレターで明らかにした。
iOS 17.2では、App Store以外のアプリストアからアプリをダウンロード可能にする機能を実装していると伝えられていたが、現時点ではモバイルデバイス管理機能(MDM)用の新機能として実装されている。デベロッパーが用意した独自のアプリストアからアプリをダウンロード、インストール、アップデートする仕組みが用意されており、App Storeと同様に特定のデバイスやiOSバージョンとの互換性をチェックする機能も備わっている。
発見された新しいAPIを活用する可能性はあるが、Mark Gurman氏の予測が正しければ、年内に一般公開予定のiOS 17.2で実装される可能性は低いだろう。
サイドローディングを許可するメリットは、インストールできるアプリの種類が広がること。アプリ開発者は、Appleに15〜30%の手数料を取られずに済む。
一方で、大きなリスクが伴う。ITジャーナリストの林信行氏はサイドローディングのリスクとして、「マルウェア感染リスクの増加」「代替ストアのセキュリティ審査の質」「セキュリティアップデートの対応複雑化」「プライバシー基準の低下」を挙げている。
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デフォルトはオフでってやつは既にAndroidがそのような形なので大丈夫なんじゃないですかね
デフォルトはオフで、設定画面に「サイドローディングを許可する」の項目からオンにしなきゃいけない、とかだったら、EUさん激オコかな?