【レビュー】「Anker PowerHouse」ーーアウトドアや災害時に役立つ、究極のポータブル電源
実際に手に持ってみてサイズ感を確かめてみた
「Anker PowerHouse」のサイズは約200 × 145 × 65mm、重さは約4.3kg。日頃からトレーニングしているせいなのか、初めて持ち上げた印象としては「意外と軽い」ということ。それも後に紹介する大量の機器を同時に充電することができておきながらもこのサイズ、この重さと言うのは非常に優秀としか言いようがない。
さすがに普段持ち運ぶことは無いと思われるが、必要な時に手持ちしていても違和感はない。
程良いサイズ感なので思わずジュークボックス気取りをしたくなる。
Macやらデバイスやら、色々と繋げて充電してみた
では実際に「Anker PowerCore」はどれぐらいのデバイスを接続することができるのか。試しに自宅で日頃から使用している様々なデバイスを繋げてみた。
その前に「Anker PowerCore」の使い方を簡単に解説する。最近のAnker製モバイルバッテリーはデバイスを接続すると自動的に充電が開始されるが、この製品に関しては実際にデバイスを接続後、各ポートの上にあるボタン(「12V」「USB」「AC」)を押すことによって電源オンの状態になり、充電が開始される仕組み。何が起動しているかはポートの上にあるLEDディスプレイで表示される。中央に大きく表示されている数字は電池残量だ。
このように専用の電源ケーブルを使用し、本体を充電する。満充電するのに掛かる時間は6時間。なお、フル充電後の使用可能時間の目安として、iPhoneであれば約40回、ノートパソコンであれば約15回、小型の冷蔵庫であれば7時間は持ち、15Vのキャンピングライトであれば100時間以上使用し続けることができる。凄まじい。
次々とデバイスを繋げてみたところ、本体周辺がカオスに。まあこれは仕方ないだろう。シガーソケットには「Anker PowerDrive+ 3 」を差し込みUSBポートとして利用できるようにしてみた。AC電源にはタコ足を装着。
その結果、15インチ型「MacBook Pro Retina」、12インチ型MacBook、28インチ型4Kディスプレイ、「iPad Air 2」、9.7インチ型iPad Proを同時に充電することに成功。個人的にはディスプレイが何事も無かったのほうに点灯した時には感動した。
なお、本体を充電しながらデバイスの充電を行うことはNGだ。万一何かの特別な事象でできた場合でも、本体に過剰な負荷がかかり製品寿命を縮めてしまう可能性があるとのことで、基本的には使用する時は本体を予め充電しておいた状態で使いましょう。6時間で満充電になるので一晩中コンセントに挿しておけばOK!
「Anker PowerHouse」は本日6月6日から発売となっている。気になる人は下記からチェックしておくべし!
「Anker PowerHouse」の製品仕様
Anker PowerHouse | |
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容量 | 14.4V / 434Wh |
入力 | DC 16.8V / 7.5A |
出力 | DC: 12V / 10A、AC: 110V ~ 1.29A、USB: 5V / 6A (各ポート最大2.4A) |
出力ポート数 | DC x 1, AC x 1, USB × 4 |
サイズ | 約200 × 145 × 65mm |
重さ | 約4.3kg |