【レビュー】「LifePrint」はiPhoneから「ARシール写真」が印刷できるモバイルプリンタ!カメラをかざすと写真が動き出す
iPhoneから「ARシール写真」が印刷できる「LifePrint写真/ビデオ用プリンタ」は大人も子どもも楽しめる、時代にマッチしたおもちゃだ。
何が凄いかというと、iPhoneで撮影した写真をその場で印刷することができ、シールになっているので貼り付けることができる。これだけであれば以前紹介した「Polaroid ZIPインスタントモバイルプリンタ」と同じだが、「LifePrint」は動画のワンカットを指定すれば写真として印刷可能。その写真にカメラをかざすとその動画が画面上で再生されるという素敵な仕掛けがあるのだ!
1人で使っていて大喜び、妻に見せたらさらに大喜びだったので、家族で使ったら盛り上がること間違いなし!早速紹介する!
操作も簡単!専用アプリで印刷してかざして遊ぶ!
「プリンタ」と聞いただけで「何か難しそう」と構えてしまう人もいるはず。安心してください。好きな写真を「ARシール写真」として印刷するまでに大した準備は要らない。
まずは同梱物からチェックしよう。本体以外には充電用のMicro USBケーブル、印刷用の専用用紙、取扱説明書なるスタートガイドのみ。
こちらが「LifePrint」本体。サイズは非常にコンパクト(高さ:3.68cm / 長さ:14.6cm / 幅:9.65cm / 重量:286g)でiPhone 7 Plusの上に載せるとちょうど収まるぐらいの大きさ。一度の充電で最大20枚の写真を印刷することができる。
側面には充電用端子の他、セキュリティロック用の穴が用意されている。「ケンジントンセキュエリティスロット」と呼ばれているらしい。
続いて、「LifePrint」に欠かせない専用アプリ「LifePrint Photos」を紹介する。
アプリを開いた途端のスプラッシュ画面が無駄にオシャレなので見逃さないように!ユーザー名とパスワードを登録しても良いが、Facebook認証も用意されているので手っ取り早くユーザー登録したい人は活用するべし!
「LifePrint」の凄いところはiPhoneのカメラロールにある写真が印刷できることはもちろん、Facebook、Instragram、Snapchat、Twitterなどのアカウントと連携して投稿した写真を印刷することもできる点。アプリ内の写真編集機能も充実しているので印刷する前にレタッチできるのも魅力。
写真を印刷しようとするとInstagramの投稿画面のようなものが表示される。写真アプリによくありがちなアプリ内SNSなるものが用意されているが、使いたくない人は無視しても問題ない。「Send」をタップすれば間もなくして印刷が開始される。
余談だが、写真アプリはSNS機能そのものに大した機能を用意していないのに「とりあえず入れておけ」と言わんばかりにSNS機能をアプリに詰め込むのを止めたほうが良いと思う。
上記は静止画の印刷する流れを紹介したが、動画の場合もほぼ同じ流れ。唯一異なるのは再生可能な動画の尺が最大15秒であるため、15秒以上の動画はトリミングをしなければならない点、そして写真として印刷するので写真となるカットを指定しなければならない点。
「LifePrint」でARシール写真を印刷してみた
それでは早速印刷用紙を「LifePrint」の中に入れ、印刷してみよう!本体の上下を前後にずらすことによって簡単に外れる。
ポイントはこの青い紙を1番下に入れること。これは「スマートシート」と呼ばれ、「LifePrint」のクリーニングおよびキャリブレーションを行うためのもの。
アプリから写真を印刷するとこのようにまずは「スマートシート」が出てくる。
続いて先ほど印刷した写真が登場!色合いは全体的に赤身が強く、画質に過度な期待は禁物だが、逆にInstagramのようなゴリゴリに色を加工された写真であれば見栄えはそれほど悪くないかもしれない。僕が印刷した早朝の戸越銀座駅の写真もなかなか味わい深い。
気になるかざして動く写真だが、実際に動いているところを見せないと意味がないので我が家の愛犬が動く様子をARシール写真として印刷したので、その様子を載せておく。
可愛いでしょう、可愛いでしょう!
実は、同梱されているスタートガイドの表紙をアプリのカメラでかざすことによって「LifePrint」の使い方を動画を見ることができる。これはなかなか粋な演出で素敵だ。もっと大きい画面で見たいと言う人は下記からどうぞ!
「LifePrint写真/ビデオ用プリンタ」は大人でも子どもでも楽しめるデジタルとリアルを繋げるモバイルプリンタ。印刷した写真をどこかに貼り付けておけばいつでもアプリをかざして静止画では伝えきれない思い出を蘇らせることができる。
Apple公式サイト限定で販売されているので、気になる人はチェックするべし!専用用紙も30枚パック、110枚パックとあるので、大量のARシール写真を撮って家族や友達を楽しませたいという人は併せてどうぞ!