次期iPhone、3つ目のレンズは超広角レンズか

Triple Lens Camera Unit for iPhone Concept

2019年に発表される「iPhone XS」と「iPhone XS Max」の後継モデルはどちらもトリプルレンズカメラを搭載するモデルが用意されると言われている。

この情報を伝えていたMacお宝鑑定団Blogのダンボさんが、1週間分のテック・ガジェットニュースを配信するポッドキャスト「backspace.fm」の「Danbo-side #043:Appleの次の製品、サービスをDANBOさんと考える」に出演し、次期iPhoneに搭載される3つ目のレンズは超広角レンズになると予想している。

3つ目のレンズの役割と正方形に配置される理由

手前の距離感を取得可能になり、AR/VRの正確性向上

ダンボさんが記事で公開した画像およびポッドキャストでの説明によれば、3つのレンズは均等に配置され、左側にある2つのレンズは従来と同じ構成となっていて、広角(標準)レンズと望遠レンズになる見通し。

右上にはLEDが配置され、右下に新しく追加される超広角レンズによって広角(標準)レンズを基準とした時の手前の距離感を取得可能になるとのこと。これにより、iPhoneでより正確にARやVRの映像制作が可能になると説明している。

広角レンズを基準として手前の距離感を取得可能になるとすれば、ポートレートモードも次期モデルでは手前にある被写体が撮影できるようになるかもしれないが、ポッドキャストでは具体的に言及していない。

正方形に配置される理由

ところで、なぜiPhoneはカメラレンズを四角く配置するのだろうか。下記の非公式コンセプトイメージのように縦に並べて配置した方が存在感も控えめになったかもしれないが、あえて左上にまとめられている。

Iphone 3 lens camera concept images idrop news x martin hajek 12
トリプルレンズカメラを搭載したiPhoneのコンセプトイメージ

その理由として、ダンボさんは縦に並べることによって「Smart Battery Case」が現状の形状のまま作ることが難しくなり、電池容量を減らす必要が出てくることを指摘。

すでに純正アクセサリの準備も進められていると言及されていることから、Appleとしてもトリプルレンズカメラを搭載したモデルは、少なくともカメラ周りはこのデザインでほぼ決定、という理解で良さそうだ。

ストレージ容量の大きいモデルのみトリプルレンズになる理由

当初は「iPhone XS Max」のみがトリプルレンズカメラを搭載すると報じられていたが、ダンボさんは「最もハイエンドなモデル」は「ストレージサイズが大きい製品」ことを意味すると指摘。

「iPhone XS」と「iPhone XS Max」の後継モデルの大容量モデルにトリプルレンズカメラを搭載するモデルが用意されると見られるが、なぜ容量でカメラの構成を区切るのだろうか。

ダンボさんによると、3眼カメラの写真は1枚あたりのデータ量が増えるため、容量の大きいモデルに限定する、と話している。また、トリプルレンズカメラを搭載するモデルは搭載されるRAM(メモリ)も増えると予想している。

iPhone XR」の後継機種も2019年に発表される予定だが、デュアルレンズは搭載せず、引き続きシングルレンズ構成になるとのこと。

ARやVRなどの高度な機能、高度なカメラ機能などを必要としない大多数のユーザーに向けたモデルとして、価格を抑えて内部仕様を強化した、順当なアップグレードになるのではないかと考えられる。