ワイモバイルでiPhone SE 3が2.8万円の大値引き。誰が買うべき?
3月末まで限定値引き実施、「時代遅れ」でも価値ある使い道とは
ワイモバイルが「iPhone SE 3 64GB」の値引き額を増額している。2025年3月14日0時からスタートしたこのキャンペーンでは、定価73,440円から44,640円へと28,800円の値引きが適用される。
対象となるのは新規契約または他社回線からののりかえで、「シンプル2 M/L」プランを選択した場合。ソフトバンク、LINEMO、LINEモバイル(ソフトバンク回線)およびソフトバンク回線MVNOからののりかえは対象外だ。この施策は3月31日までの期間限定で、在庫がなくなり次第終了となる。
「時代遅れ」なiPhone SE 3、それでも価値はあるのか?
iPhone SE 3は在庫限りで販売終了するモデルだ。Apple Intelligenceにも対応せず、Face IDではなくTouch ID、USB-CではなくLightning、有機ELディスプレイではなく液晶ディスプレイを採用するなど、明らかにiPhoneの仕様としては「時代遅れ」と言わざるを得ない。
では誰が買うべきなのだろうか。答えは「とりあえずiPhoneを持っていてほしい」という人だ。例えば、小学生になった子どもに今新たにiPhoneを買い足すのであれば、iPhone SE 3は非常に魅力的な選択肢となる。予算的に最も安く手に入り、端末が小さくコンパクトだからだ。
子どもは新しい操作をすぐ覚えるとは言っても、上方向にスワイプする操作よりホームボタンを押す操作のほうが明らかに分かりやすい。Touch IDを搭載したiPhone SE 3は、そういった意味でも初めてのスマートフォンとして適している。
子ども用端末としてのiPhoneの優位性
余談だが、子ども用に持たせる端末としてiPhoneは非常に優秀だ。学校によってはiPhoneをNGとしているところや盗難の恐れがあるなど、各学校の規則や規定に従うことを大前提としなければならないが、「探す」アプリを使った位置情報の把握は非常に正確で役立つ。子どもが乗り過ごしたり、迷子になったりした際に大いに助けになる。
中古市場でも根強い人気
伊藤忠グループのBelongが運営する中古スマートフォンの販売サイト「にこスマ」における「【2025年2月】中古スマホ販売数・買取数ランキング」によると、iPhone SE 2が1位、3位にはiPhone SE 3が入選している。中古市場でもiPhone SEシリーズが根強い人気を誇っていることがうかがえる。
最適なiPhoneは使い方次第
現行モデルで最も魅力的な価格で購入できるモデルはiPhone 16eであることは間違いないが、Apple Intelligenceなどを必要とせず、可能な限り小さく、軽い端末が欲しいのであれば、iPhone SEが選ばれるのはある意味当然かもしれない。
「今更iPhone SE買うなんて……」と思う必要はない。使い方や用途によって必要なiPhoneモデルは異なる。iPhone SEが最適なのであれば、お得なキャンペーンが開催されているうちにチェックしてみてはいかがだろうか。
なお、専用ページはこちらから確認できる。
元絶対指紋派SEユーザーから言いたいのは、非SEの大きさも顔認証もすぐ慣れる。16eの1円レンタルにした方がバッテリーの持ちが桁違いに良いし、OSサポートも長いから長い目で見ても経済的だよ、と。