WWDC 2012で発表されるであろうMacBook Proに関する噂まとめ+個人的な予想
【img via MacBook Pros / benjamin-nagel】
WWDC 2012では新しいMacBook Proが発表されることがほぼ確実だろうと勝手に踏んでいるのだが、なかなか決定的なリークがないためあくまでもまだ想像するしかない。
想像しているだけでニヤニヤが止まらないので、勢いでWWDC 2012で発表されるであろうMacBook Proの現在出ている噂や情報をまとめてみた!勢いでって最初に書いた割にはすごい時間かかったぞ…!
これまでの噂や情報まとめ
薄型化は間違いないでしょう!
もうこれは書くまでもないが、MacBook Proが薄型化することはほぼ間違いないだろう。詳しくは以下の記事にまとめてあるが、MacBook Airのような薄さではなく、既存のMacBook Proから光学ドライブを省いたような形になりそうだ。
薄型化されたMacBook Proのモックアップが公開!既存のMacBook Proに近いデザインになる? | gori.me
全モデルがクアッドコア?
まだ発売もされていないのにも関わらず、「Ivy Bridge」を搭載したMacBook Pro 13インチのベンチマークスコアがCult Of Macで公開されていた。現状ではクアッドコアCPUを搭載しているのはMacBook Proの15インチモデルと17インチモデルのみ。13インチモデルはデュアルコアのままとなっているのだが、次期モデルからはMacBook Proモデルはすべてクアッドコアを搭載する可能性がある。
The company could theoretically offer quad-core across the board for the MacBook Pro lineup this year and stick to dual-core for the MacBook Air.
MacBook Proが薄型化することによってMacBook Airとの差別化がどうなるのかという点についてはまさにここで差別化を図る可能性がある。つまり、MacBook ProシリーズはすべてクアッドコアのCPUを搭載することに対して、MacBook AirシリーズはすべてデュアルコアのCPUを搭載する、ということだ。
全モデルがRetinaディスプレイ搭載?
今のところ出ている情報を元に考えると、次期MacBook ProはRetina Displayを間違いなく搭載するだろう。次期MacBook AirもRetina Displayを搭載するかもしれないという噂もあるが、同記事にあるようにまだ搭載されるのは先の話。理由としては、9to5Macにも書いてある通り、現在のサイズと連続駆動時間を保ったままRetinaディスプレイを搭載するには技術的敷居が非常に高いため今回は見送られる可能性が高い。
According to sources, the power drawn from the Retina Displays combined with the thin and light form-factor of the MacBook Air may pose challenges for Apple and its product manufacturers. Because of this, a launch timeframe is unrealistic to pinpoint.
よってCPUに引き続き、MacBook ProとMacBook Airの差別化ポイントとしてRetinaディスプレイ搭載の有無が考えられる。
GPUチップをNVIDIAに戻す?
インテルの「Ivy Bridge」はグラフィクが強化されているようだが、MacRumorsによるとAMDからNVIDIAのGPUチップに変えるようだ。
Apple’s updated MacBook Pro rumored to arrive this summer will feature Nvidia graphics alongside Intel’s Ivy Bridge processors, a switch from the AMD GPUs in the current models. The news comes to us directly from a trusted source, and it’s further corroborated by Joanna Stern at ABC News, whose sources also tell her that the new machines will indeed feature high resolution Retina Displays.
AMDよりNVIDIAの方が性能がよかったのか、Retinaディスプレイを支えるために必要なのか、理由はよく分からないが、NVIDIAのGPUチップを搭載することも確実のようだ。
USB 3.0搭載?
冒頭で紹介した記事にも書いてあるが、新しいMacBook ProはUSB 3.0を搭載しているとの噂がある。確かにそろそろUSB 2.0から3.0に移行してもおかしくない時期なので、今回のモデルチェンジのタイミングで搭載する可能性は大いにある。
USB2.0とUSB3.0の転送速度の差が分かる動画。
個人的な予想まとめ
全モデルがSSD標準搭載でオンボードメモリ
ここからは僕の個人的な予想だが、今回発売されるMacBook ProはMacBook Airのように全モデルSSDを標準搭載になると予想している。MacBook AirがSSD標準搭載になった今、MacBook Proも同じようにデフォルトでSSDになっていてもおかしくない。あまりにもSSDが快適なのでどうせなら値段据え置きでSSDにしてほしい。
同時にMacBook Airと同様に基盤に直接メモリが埋め込まれた状態にすると思う。Retinaディスプレイを搭載するのであれば今まで以上にバッテリー容量が必要となる。いくらIvy Bridgeが長時間のバッテリー駆動時間を実現できるとは言え、大きな画面にとんでもない数のピクセル数を埋め込み表示させるには相当なパワーが必要である。基盤に直接メモリを埋め込むことによってバッテリーのための場所を確保しやすくなるのではないだろうか。
Retinaディスプレイはオプション
MacRumorsによると、どうやらRetinaディスプレイを搭載するには現行モデルより値段が高くなってしまうらしい。
According to Shim, a Retina 15.4-inch display at 2880×1800 resolution for a density of 220 pixels per inch (ppi) currently costs approximately $160, a $92 increase over Apple’s estimated cost of $68 for the current display in the 15-inch MacBook Pro. In the smaller 13-inch MacBook Pro, a Retina display at 2560×1600 costs $134, a $65 premium over the display used in the current model.
これまで光沢ディスプレイと非光沢ディスプレイが選べたように、選択肢としてRetinaディスプレイを選択できる様になるのはどうだろうか。Retinaディスプレイを搭載しない人はその分本来支えるはずだった大容量バッテリーを駆使して長時間作業が可能になる、とか。
まあ、無いか。
僕が狙っているのは13インチモデル!
個人的に狙っているのは13インチモデル。15インチはカバンに入れて持ち運ぶには大きすぎるしカフェとかで作業するにはデスクスペースが足りないことが多いから。
MacBook ProとMacBook Airの13インチモデル同士がスペック的に最も差別化が難しいと思っているのだが、MacBook Airをエントリーモデルに位置づけてMacBook Proを大幅にパワーアップしてくれることを期待している!!