長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウントを使ってiPadを吊るしてみた
デスクスペースを確保するために、既存のモニターアームにアームを追加してタブレットホルダーを設置
12.9インチ型iPad Proを宙に浮かせて設置してみたくなり、長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウント、追加のモニターアーム、タブレットホルダーを調達した。
従来の作業環境ではディスプレイの手前にAmazonベーシックのスタンドに立て掛けて使用していた。マイクスタンドにTRIPLE TREE製の自由雲台を取り付けてiPad Proを設置したこともあったが、「デスクスペースを確保したい」という思いが強くなってきた。
そこで既存のモニターアーム用のポールにアームを追加し、長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウントとタブレットホルダーを取り付ける、というアイディアを思いついた。
カメラ&マイクマウントからiPad Proを吊るすという仕組みで実現
長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウントの本来想定されている使い方は以下のとおり。
実際に友人が活用しているのを見たことがきっかけで、カメラを設置できるのであればiPad Proも設置できるのではないかと思い、試してみた。
あ、このセッティングで何より大事なのは、長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウント「NB-MV001MH」です。これがあるから三脚やスタンドなしで浮かせられる。省スペース化に役立ってる。https://t.co/4bkemUDKjh
— 長谷川賢人 (@hasex) 2020年9月26日
設置は至って簡単だった。ARCHISSロングポール液晶モニターアームのポール直径と一致するアームを追加で購入し、アーム部分のみをロングボールに追加した。
長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウントは、一般的なVESAマウントのモニターアームであれば設置できる。用意されているネジを締めれば取り付けが完了する。
本来はマイクを取り付ける部分にタブレットホルダーを設置し、吊り下げるようにして固定すれば完成だ。使用しているUlanzi製のタブレットホルダーは12.9インチも挟み込むことができ、三脚マウントがあるため今回のマウントとの相性が良かった。
iPad Proを設置したことにより、Sidecarを利用すれば4画面構成にすることも可能になった。実際はすでに十分な作業スペースがあるため、MX Master 3とKeychon K8の複数デバイス連携機能を活用してiPad Proとして使う予定だ。
iPad Proの取り付けで使用しているのは、長尾製作所のモニターアーム用VESAカメラ&マイクマウントの下部のみ。上部は空いているため、今後ウェブ会議や動画撮影をする機会があれば取り付けて活用してみたい。