「Quick Look」でzipファイルの中身をチェックできるプラグインが便利
【img via PauliCarmody】
複数のファイルや写真をまとめて送信する必要があり、勢いで「sample.zip」や「写真.zip」などという適当な名前を付けて送信したはいいものの、後日、デスクトップを整理しようとした際に「この.zipファイルの中身、何だっけ……」という経験は無いだろうか。
削除しても問題ないアーカイブファイルなのか、否か。それを知るためだけに解凍し直すのは時間の無駄だ。
幸いにもMacユーザーには「Quick Look(クイックルック)」という、ファイルをアプリケーションで開くことなくプレビューすることができる機能がある。調べてみたところ、「HetimaZip」と「BetterZip 3」という2つの異なるプラグインを見つけたので、それぞれを紹介する!
「Quick Look」プラグイン「HetimaZip」
「HetimaZip」は昔からあるクイックルック用プラグイン。
公式サイトからダウンロードし、展開されたフォルダの中にあるファイルを「~/Library/QuickLook」に入れて完了。反映するのに時間が掛かるため、Macを再起動するか、下記コマンドをターミナルで実行しましょう。
qlmanage -r
とてもシンプルなプラグインで、ipaファイルが含まれるzipファイルであればそのアイコンを表示し、画像が含まれるzipファイルであればその画像のプレビューを表示するようになっている。
ダウンロードは以下からどうぞ!
あらゆるファイル形式に対応する「BetterZip 3」
「BetterZip 3」は「HetimaZip」と違い、クイックルック用プラグインではなく、アプリだ。元々は「BetterZip Quick Look Generator」として公開されていたものをアーカイブアプリの一部として統合された模様。
ライブラリにファイルを移動することなく、アプリをインストール時と同じようにインストールすれば自動的にzipファイルの中身を解凍せずにチェックすることができるようになる。
ただし、「BetterZip 3」はMac純正アプリとして用意されているアーカイブユーティリティに代わる機能を持ち合わせているアプリ。以下のように「ZIP Archive」を関連付けることによって、zipファイルを解凍する時は「BetterZip 3」が立ち上がるようになる。
純正のアーカイブユーティリティや他のアーカイブアプリを使っている場合はこちらの設定から無効化するべし。また、既に「HetimaZip」をインストールしている場合、バッティングするのか正常に動作いない可能性があるため、どちらか一方をインストールする場合、もう一方はアインストールしておきましょう。
ダウンロードは以下から。
なお、僕は今回紹介した2つのうち、「BetterZip 3」を使うことにしてみた。理由はアプリのアップデート頻度。互換性がない場合はシステム全体に影響を及ぼす可能性があるため、開発が継続されているアプリの方が安心して使うことができる。