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MacBook Pro(2018)のTrue Tone、クラムシェルモードだと動作せず

Curve Stand for MacBook

MacBook Pro(2018)」はMacとして初めてTrue Toneテクノロジーに対応した。Mac本体のディスプレイだけではなく、「LG UltraFine 5K/4K Display」や「Apple Thunderbolt Display」出力時も利用可能であることが分かっている。

環境光センサーを活用し、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に調整してくれるため、MacRumorsによると、クラムシェルモード(Macの蓋を閉じた状態で利用すること)だと動作しないことが明らかになった。

環境光センサーは「FaceTime HD」カメラの横に配置

ところで「MacBook Pro(2018)」のTrue Toneディスプレイはどのように動作しているのか。

Appleによると、最新モデルの「FaceTime HD」カメラの横にはマルチチャンネル環境光センサーが搭載され、画面の輝度および色温度を調整できるとのこと。「FaceTime HD」カメラそのものはTrue Toneの動作に影響していないという。

2017年モデル以前のMacBook Proでも環境光センサーは搭載されているが、調整できるのはあくまでも画面の輝度のみ調整可能。明るいところに移動すると輝度が大幅に上がり、暗いところに移動すると画面の明るさが落ち着くのはそのためだ。

つまり、True Toneテクノロジーはハードウェアに依存し、「MacBook Pro(2018)」に搭載されている色温度も調整できる環境光センサーを必要するため、ソフトウェア・アップデートで過去のモデルがTrue Toneに対応する可能性は低そう。

また、環境光センサーが作動する必要があることから、「MacBook Pro(2018)」の蓋を閉じた状態で利用する場合はTrue Toneの恩恵を受けることができない。

他にも「iPhone 8/8 Plus」、「iPhone X」、9.7インチ型iPad Pro10.5インチ型iPad Pro、そして12.9イインチ型iPad Proの2017年モデルはTrue Toneディスプレイを搭載している。

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更新日2019年03月11日
執筆者g.O.R.i
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