「Windows 10 S」、デフォルトブラウザは変更不可能
「Surface Laptop」を買ったら真っ先に「Windows 10 S」から「Windows 10 Pro」に無料アップグレードした方が良さそうだ。
Windows 10 S のFAQページによると、「Windows 10 S」ではデフォルトブラウザを変更することはできないと明記されていることが明らかになった!
規定ブラウザのデフォルトの検索エンジンも変更不可
ページの「Are there any defaults that I cannot change on my Windows 10 S PC?」という項目には「はい、Microsoft EdgeはMicrosoft 10 Sのデフォルトブラウザです。Windows Storeで配信されているブラウザをダウンロードすることはできるかもしれませんが、例えば.htmファイルを開いた場合、Microsoft Edgeが開く仕様になっています」書かれている。
Yes, Microsoft Edge is the default web browser on Microsoft 10 S. You are able to download another browser that might be available from the Windows Store, but Microsoft Edge will remain the default if, for example, you open an .htm file.
「Windows 10 S」では「Windows Store」アプリしかインストールすることができない仕様になっている。仮に「Google Chrome」が同ストアで配信されダウンロードできたとしても、メッセージやメール内にあるリンクをクリックすると強制的に「Microsoft Edge」が起動する仕組みになっている、ということだ。
さらに悲劇的なのは、デフォルトブラウザが変更できないだけではなく、デフォルトブラウザの検索エンジンも変更することができない、ということ。同じFAQには下記のように書かれている。
Additionally, the default search provider in Microsoft Edge and Internet Explorer cannot be changed.
「Microsoft Edge」と「Internet Explorer」はBingに設定され、これをユーザーとして変更することはできない仕様になっている。
「Windows 10 S」は教育向けのOSとして打ち出しているので意図的に制限を掛けているかもしれないが、「Microsoft Edge」または「Internet Explorer」しか使えないというのが果たして本当に良いのかどうかというところには疑問が残る。
(via The Verge)