「Windows 10」、生体認証システム「Windows Hello」でログイン可能に!顔や虹彩、指紋で本人判定
本日、「Windows 10」が今夏正式リリースされると発表された。Macユーザーである僕にとっては全く関係ないが、新しいもの好きとしてMicrosoftにとって新しい時代の幕開けでもある次期OSは気になってしまう。
特に今気になっているのは「Windows 10」に新たに搭載された生体認証システム「Windows Hello」。なんとこれは登録された顔や虹彩、指紋で本人であるかを判定することができる仕組みとなっていて、パスワードの入力などすることなく内蔵カメラに顔を向けるだけで認証が完了するのだ!
PC、タブレット、スマートフォンで利用可能に
思い返してみれば過去に僕が持っていた端末でも顔認証が利用できる端末があった。「Galaxy Nexus」で初めて顔認証を試した時は色々と手こずったものの、過去の自分曰く、読み取り精度は「思っていたほど悪くない」と書いている。
「Windows Hello」はIntelの「RealSense」カメラモジュールなど、生体センサーを搭載する端末で利用可能。同モジュールを搭載したデバイスはAcerやASUS、DellやLenovoなどメーカー各社から発売されているもしくはされる予定。
プライバシー対策もしっかりと行われている実物大の顔写真をカメラの前で掲げても認証はされない。登録情報も端末本体に保持されるため、第三者の手に渡る確率が低いのも安心だ。
先日Yahooがパスワード不要のログインシステムをアメリカでスタートしたが、パスワードを覚えなくて済む上にセキュリティレベルの高さを求めるのであれば恐らく「Windows Hello」の方が優位だろう。
果たして認証の精度はどの程度なのだろうか。Macで動作する「Windows 10」でも利用できるのであれば、是非とも試してみたい。
以下、「Windows Hello」を解説している公式の動画が公開されているので、見たい人は以下からどうぞ!
(via ITmedia)