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イタリアの仮想通貨取引所「Bitgrail」、約212億円相当の不正取引が発覚

Bitcoin and globe

イタリアの仮想通貨取引所「Bitgrail」は現地時間9日、仮想通貨「Nano(XRB)」に関する不正取引があったことを発表した。被害額は1億7,000万XRB(約212億円相当)とのこと。

すでに現地警察が調査に入り、同取引所では入出金などすべての取り引きを一時的に中止。再開の目処は立っていない。

不正取引された金額の100%返金はできない、と発表

また、BitgrailのファウンダーであるFrancesco “The Bomber” Firano氏はTwitterで、不正取引された金額を100%返金することはできないことを明らかにした。手元には400万XRBしかないとし、不足金額に対して「Nanoは協力する気がない」と仮想通貨の発行元を批判。

これに対し、Nanoのチームは声明を発表。仮想通貨そのもののプロトコルには問題無かったとし、Bitgrailのソフトウェアに原因があると指摘している。

内容を読む限りではNanoのチームはFirano氏との関係性は良好とはいえず、今回の事件に関しては直接警察に情報を提供するという趣旨の内容が書かれている。また、Firano氏が「相当な期間、BitgGrailの支払い能力についてNano Coreチームおよびコミュニティをミスリードしてきた」と批判している。

コインチェックが1月28日、同社の運営する仮想通貨取引所「Coincheck」での仮想通貨NEMが不正流出したことが判明。流出額は580億円とされ、北朝鮮が関与した疑いも掛けられている。

(via CCN

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執筆者g.O.R.i
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