【レビュー】「Aer Duffel Pack」はPC用ポケット&靴用ポケットが備わったダッフルバッグ型リュック

Aer Duffel Backpack
僕はバックパックが好きだ。重い荷物を均等に背中で背負うことによって体への負担も抑え、長時間歩いていても疲れを軽減することができるからだ。

これまでは「ETHNOTEK Raja Pack Vietnam 6」という派手で個性的なリュックを愛用してきた。


最大容量46リットルという巨大なカバンの中にはほぼ何でも入る。ポケットも多く、PC用ポケットも用意されていたので出掛ける度に僕は15インチ型「MacBook Pro Retina」を放り込んで移動してきた。

ただ、最近このリュックに不満が出てきた。

1つはしっかりと背中で背負えないということ。下記写真を見ての通り、リュックそのものの位置が肩よりも大分下の方まで来てしまっているため、体にフィットしていないように感じた。ショルダーストラップをしっかりと締めてもその状況はあまり改善されなかった。

千葉県いすみ市を撮る初心者カメラマンg.O.R.i
もう1つはショルダーストラップのクッション性が不足しているということ。

メーカー名は「Aer(アー)」。気が抜ける名前ではあるが、カバンそのものは非常にクオリティが高く、僕のように重い荷物を背負ってあちこち移動している人にとっては素晴らしいバックパックだ。

使い始めてから数週間経つので「Aer Duffel Pack」の使い勝手や魅力について紹介する!

「Aer Duffel Pack」の歴史とカバンの仕様について

実は「Aer Duffel Pack」はKickstarterプロジェクトとして誕生。ジムに行くカバンと仕事用のカバンを1つにまとめることができるカバンが無いのか、という思想のもと生まれたカバンだった。

見事資金調達に成功し、2014年末に発売を開始。海外では150ドルで販売されているのにも関わらず、日本国内では3万円前後で販売されている。非人道的な価格設定に舌打ちしつつ、僕の求めていたカバンに近いような気がしたので思い切って買ってみることに。

「Aer Duffel Pack」の仕様は以下の通り。

56cm
30cm
マチ18cm
容量24L
ストラップ43〜87cm
ハーネス10〜25cm
重さ1,020g
表面素材1680Dバリスティックナイロン
収納可能サイズB4サイズ可
換気機能付きのシューズ収納スペース13inch/31cmまで収納可能
パッド入りノートパソコン収納ポケットMacBookPro 15inchまで収納可能
パッド入りタブレット収納ポケット

これまで使用していたカバンの容量が最大46Lだったのに対し、「Aer Duffel Pack」は24Lと小さめ。とは言え、海外の動画レビューを見る限りではそれほど小さいという印象もなかったこと、そして普段から46Lを使い切るほど荷物を持ち運んでいないという理由から24Lでも事足りると判断した。

「Aer Duffel Pack」の外観、機能性をチェック

まずは全体的な外観から!バックパックとしての形状を一言で表すのであれば「縦長」。これまで使用していた「ETHNOTEK Raja Pack Vietnam 6」や「THE NORTH FACE BCヒューズボックス」などと比べると横幅が少なく、シュッとしているという印象を受ける。
Aer Duffel Backpack
メインポケット以外に側面を沿うように大きめのポケットが左右に1つずつあり、その手前にはペットボトルなどが入るポケットが用意されている。左側に持ち運ぶための取っ手も用意されている。
Aer Duffel Backpack
名前の通り、ダッフルバッグをリュックにしたようなデザインとなっている。そのため、一般的なカバンは立てた状態で荷物を出し入れするところ、「Aer Duffel Pack」は背負う側を地面に置きメインポケットを開くような仕組みになっている。
Aer Duffel Backpack
それでは各ポケットをより細かく見ていきましょう!

止水ファスナーが採用されたメインポケット

まずはメインポケット。カバンの中央をYKK社のファスナーとデュラフレックス社のプラスチックパーツが用意され、ダッフルバッグのようにガバッと大きく空けることができる。この開け方の最大のメリットはカバンの中に何があるのかをとてつもなく探しやすいということ。
Aer Duffel Backpack
ファスナーは止水仕様となっているため、多少天気が悪い中を歩いていてもメインポケットは守られているという安心感がある。
Aer Duffel Backpack

小物やペットボトルなどが入るサイドポケット

続いて左側のボトル用ポケットを紹介する。左右で作りが若干異なっているが、ペットボトルなどを入れる場合は左側を利用する。この状態でも使用できるが……
Aer Duffel Backpack
……ファスナーを下げると……
Aer Duffel Backpack
……メッシュ型の伸縮可能なポケットが出現。ペットボトルや運動用ボトルを入れるのであればこのポケットが役立つ。
Aer Duffel Backpack
ペットボトル用ポケットとメインポケットの間には小物を入れるためのサイドポケットが用意されている。
Aer Duffel Backpack
メインポケットと左右のサイドポケットを開いた状態。
Aer Duffel Backpack
別の角度から。
Aer Duffel Backpack
サイドポケットの作りは極めてシンプル。ペンホルダーや小物入れ用のメッシュポケットなど気の利いたポケットは一切容易されず、小型のポケットがさらに2つずつ用意されているのみ。
Aer Duffel Backpack
Aer Duffel Backpack

換気機能付きのシューズ収納スペース

年明けからジムに通っていることも今回「Aer Duffel Pack」に興味がそそられた理由の1つ。というのも、このバックパックには換気機能付きのシューズ収納スペースが用意されているのだ。
Aer Duffel Backpack
僕にとって重要だったのは換気機能が付いていること。つまり、シューズそのものはジムで借りてしまうので必要無いが、運動後の汗ばんだ服をまとめた袋は可能であれば他の荷物と分けて持ち運びたい。そこで、このポケットに入れて持ち運べば他のものが臭くならずに済む。
Aer Duffel Backpack
なお、このポケットはメインポケットと一体化している。つまり、シューズや服を入れることによってメインポケットの容量が減ってしまうのだが、ポケットを固定する仕切りがあるわけではないため、必要ない場合はクシャクシャっと丸め込み、メインポケットをフルに使うことができる。

取っ手や背面パッド、ショルダーストラップ

次は取っ手や背面パッド、ショルダーストラップを紹介する。バックパックとして欠かせないパーツだ。

こちらがカバンの1番上に付いている取っ手。
Aer Duffel Backpack
本体の左側にも「Aer Duffel Pack」を横向きに持つことができる取っ手が用意されている。縦長のカバンだからこそ手持ちしたい時は上部にある取っ手よりもこの取っ手を持った方が持ち運びやすい。
Aer Duffel Backpack
次は背面パッド。通気性を確保しつつしっかりとクッションが用意されているので背負い心地は非常に良い。
Aer Duffel Backpack
「Aer Duffel Pack」の背負い心地は間違いなく今まで使ってきたバックパックの中で1番良いと断言できる。
Aer Duffel Backpack
その背負い心地の良さに貢献しているのは背面パッドに加え、このショルダーストラップ。クッション性が高く、Mac・カメラ・レンズ・ストロボ・着替えなどその他諸々入れて長時間歩いていても以前感じていたような肩への負担が少ない。実に不思議だが、ショルダーストラップのお陰だろう。
Aer Duffel Backpack
ショルダーストラップは平均的な太さだろうか。快適性と安全性を考慮したチェストストラップも用意されている。ダッシュしたい時にこれがあると無いでは全く違う。体に密着させるのは大事!
Aer Duffel Backpack
ショルダーストラップにも手持ちできるストラップが用意されているが、個人的にはあまり活用したことがない。
Aer Duffel Backpack

15インチ型「MacBook Pro Retina」が収まるPCポケット

そして僕にとって超重要なのがPC用ポケットが用意されているということ。15インチ型「MacBook Pro Retina」が収まるサイズとなっていて、PC用ポケットの他、タブレット用ポケットや書類用ポケットが用意されている。しっかりとパッド入りなのでパソコンをそのまま入れても問題ない。僕も写真から見て1番左のポケットにMacを、その隣に「iPad Air 2」を、奥に持ち運ぶ書類があれば入れておく、という使い方をしている。
Aer Duffel Backpack
ただし、このPCポケットはそれほどマチが無いため、パソコンとタブレット、書類数枚入れると一杯一杯になりそうだ。
Aer Duffel Backpack

背負った時の見た目をチェック

バックパックとしての機能は十分だが、実際に背負った時にどう見てるかも重要だ。カバンもファッションだ。いくら機能性抜群でも見た目がダサいカバンは持ち歩きたくない。

身長167cmの僕をモデルとして「Aer Duffel Pack」を背負ってみた写真を撮ってもらったので、参考にどうぞ!
Aer Duffel Backpack
Aer Duffel Backpack
Aer Duffel Backpack
前に背負った写真も載せているのは満員電車に乗った際にどういう状態になるのかを伝えるため。この状態でポケットから荷物を取り出そうとすると少し難しいということが分かった。
Aer Duffel Backpack
サイドにある取っ手を持って状態。取っ手はPC用ポケット側に付いているため持ちやすいものの、メインポケットの荷物が下に落ちるためグシャッとした見た目に。これは仕方ないだろう。
Aer Duffel Backpack
なお、背負っている場合は荷物の有無によってカバンの形状が崩れない。これは背負った時の見た目が気になる僕にとって非常に良い。

どの程度の荷物が入るのか、とある日の中身をチェック

最後に、僕がどの程度の荷物を「Aer Duffel Pack」に入れているのかを紹介し、どの程度の荷物なら24Lの容量に収まるのかを紹介しておく。

まず、僕がとある日に入れていた荷物はこちら。これに加えて細々としたケーブル類が少々とメガネケースを入れ忘れたが、概ねこのような内容だ。
Aer Duffel Backpack
15インチ型「MacBook Pro Retina」と「iPad Air 2」、「Parrot Zik 3」、「MagSafe 2」アダプタ、「Canon EOS 70D」 + 「EF24-105mm F4L IS USM」やストロボ、着替えや各種モバイルバッテリーなどが含まれている。

これらがこうして問題なく収まるので24Lという容量は一般的には全く問題ないだろう。頑張れば1泊2日の旅行ならギリギリ耐えられるかもしれない。
Aer Duffel Backpack

完璧ではないが、背負い心地と見た目の満足度は高い

Aer Duffel Backpack
「Aer Duffel Pack」は久しぶりに購入したバックパックだが、冒頭で述べた通り背中でしっかりと背負え、ショルダーストラップのクッション性が十分あるという点においては完璧なリュックだ。ただ、100点満点かというとそうではない。

自立しない、底面の安全性、ポケット不足など

リュックの底面が換気機能付きのシューズ収納スペースとなっているということは底面が平らな作りになっていないということ。つまり、立てて置いても自立しないことがとが多いのだ。何かに立て掛ければいいだけかもしれないが、これは地味に不便だ。

そもそも立てることを想定していないのか、カバンの底面には特にクッションや衝撃吸収素材が使用されていないことも惜しい。つまり、勢いよくカバンを地面に置いてしまうと中身が壊れる可能性があるので、僕は念の為に少し厚みのあるタオルを常にシューズ収納スペースの中に入れてある。

次に細かいポケットが圧倒的に不足していることを挙げておきたい。小銭やちょっとした荷物をまとめるためのメッシュポケットやペン用ポケットぐらいはサイドポケットのいずれかに用意してくれても良かったのではないかと思う。

24Lでも日常的には全く問題なく使用することができることが分かったものの、カメラ機材を持ち歩いて着替えを持っていくとさすがにパンパンだ。可能であれば30Lぐらいのより大きいモデルが将来的に登場することを期待したい。

僕の移動生活を全面的に支えてくれる「Aer Duffel Pack」

いくつか不満点を挙げたが、これらは現状それほど気になるものではなく、自立するしないは何かに立て掛けたり耐荷重最大15kgのバッグハンガー「Clipa」などを活用すれば解決。ポケット不足もポーチなどで代用しているのでそれほど困っていない。


購入した当初は「カバンが小さい」と嘆いていたが、慣れると意外と困らないことが分かった。見た目も気に入っているのでこれからはしばらく「Aer Duffel Pack」と共に生活したいと思う!

購入は下記からどうぞ!取り扱いの在庫数が極めて少ないようなので、欲しい人はお早めに。


なお、今回紹介した「Aer Duffel Pack」よりもコンパクトなカバンを探している人は同じくAer製の他のシリーズをチェックしてみるべし。いずれも在庫数は少ないので気になる人は以下からどうぞ。


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