Apple、電気自動車プロジェクトのチームから200人以上を放出
Appleは、「Project Titan」と呼ばれている電気自動車プロジェクトから200人以上を放出したとCNBCが報じている。
Appleの広報担当によると、同社には全自動システムとそれらに関連する技術を開発する素晴らしいチームが存在し、それらのチームが2019年に着手する領域を進める上で一部のグループが社内の別プロジェクトに異動することになったと説明。
引き続きApple全体に貢献するマシーンラーニングなどについて研究を進めるとのこと。同チームに動きがあったことを認めつつも、あくまでも人材配置の変更であることを強調した。
これまで報じられてきた「Project Titan」の動向
電気自動車プロジェクトは2016年10月に開発を一旦停止し、自動運転システムの開発に注力すると報じられていたが、同年に退任した元役員のBob Mansfield氏が電気自動車プロジェクトのトップに任命され、1,000人以上の規模で開発にあたっていると伝えられている。最近はテスラのエンジニアを5年間率いていたDoug Field氏がAppleに出戻りしたことが発覚した。
Ming-Chi Kuo氏も2018年8月にAppleがAR技術における優位性があること、自動車業界への参入によってサービス部門の大幅成長が見込めること、自動車業界に新しい技術が投入されていることなどを理由にAppleが電気自動車の開発を進めていることを指摘。
自動運転システムだけではなく自動車本体も開発しているとのこと。2025年までに発表すると予想している。
Appleの自動運転技術用テスト車両数は2018年9月時点で70台となっていて、ドライバーは139人まで増えていると伝えられていた。
もっと読む
2021.09.08
2021.02.03
2019.02.28
2018.05.15
2018.01.26
2017.10.19
2016.07.26
2016.07.22
2015.08.15
2015.02.20
関連キーワード
コメント(0件)