Apple、2024年第3四半期の決算を発表。6月期として過去最高を更新

サービス好調、iPad大幅増収、Apple Intelligenceへの期待も

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Appleは現地時間8月29日、2024年第3四半期（2024年4月〜6月期）の決算を発表した。売上高は857億ドル、純利益は214億ドル。昨年同時期比で売上高は約5％増、純利益は約8％増。

6月期としては過去最高を更新。特にサービス部門は過去最高の売上高を記録し、新型モデル投入が奏功したiPadは大幅な増収となった。

iPhoneの売上高は393億ドルと前年同期比で微減となったものの、世界的にアクティブな端末数は過去最高を記録。Macも堅調に推移し、M3搭載MacBook Airが学生を中心に人気を集めている。

ティム・クックCEOは、WWDCで発表されたApple Intelligenceへの期待を強調。このAIシステムは、iPhone、iPad、Macの中核に組み込まれ、ユーザー体験をさらに向上させるものと期待されている。また、プライバシー保護にも配慮しており、Appleの企業理念を体現している。

各種数値は続きから確認してもらいたい。カッコ内は全て前年同期比となっている。

2024年第3四半期（2024年4月〜6月期）の業績内容

売上高・利益・各デバイスの売上高

売上高	857億7,700万ドル（4％増）
純利益	214億4,800万ドル（7％増）
1株利益	1.40ドル（11％増）
iPhone	392億9,600万ドル（0.9％減）
Mac	70億0,900万ドル（2％増）
iPad	71億6,200万ドル（23％増）
ウェアラブル、ホーム、アクセサリー	80億9,700万ドル（2％増）
サービス	242億1,300万ドル（14％増）

地域別売上高

アメリカ	376億7,800万ドル（6％増）
ヨーロッパ	218億8,400万ドル（8％増）
中国	147億2,800万ドル（7％増）
日本	50億9,700万ドル（7％増）
アジア太平洋地域	63億9,000万ドル（13％増）