Final Cut Pro 10.7が配信開始。MaxやUltraチップで書き出し時間を短縮
iMovie、Motion、Compressor、Logic Proなどもアップデート
Appleは12月1日、Final Cut Proの最新バージョン「Final Cut Pro 10.7」を正式リリースした。
最新バージョンは使用可能なメディアエンジンでビデオセグメントの同時処理が可能となっており、HEVCファイルとH.264ファイルを素早く書き出すことができるようになった。利用にはmacOS Sonoma以降、およびApple M1 Max、M1 Ultra、M2 Max、M2 Ultra、またはM3 Maxを搭載したMacが必要。M1 Pro、M2 Pro、M3 Pro、M3チップはアップデートの恩恵を受けない。
アップデート内容は以下のとおり。
- 再生中にクリップが再生ヘッドの下に表示されたままになるよう、タイムラインが自動的にスクロールされます。
- 接続されたクリップの選択したグループを接続されたストーリーラインにまとめることで、編集効率が向上します。
- タイムラインの構成を一目で簡単に確認できるよう、ビデオとオーディオロールの両方のカラーが表示されます。
- オブジェクトトラッカーの一新された機械学習モデルを使用してAppleシリコン搭載のMacコンピュータで顔やその他のオブジェクトの動きを分析すると、結果が向上するのが分かります。
- 改良された「ブラウザに表示」機能を使用して、選択したキーワードコレクションまたはスマートコレクションをそのままにして、ブラウザで簡単にクリップを見つけることができます。
- 使用可能なメディアエンジンでビデオセグメントを同時に処理することで、HEVCファイルとH.264ファイルを素早く書き出すことができます(macOS Sonoma以降、およびApple M1 Max、M1 Ultra、M2 Max、M2 Ultra、またはM3 Maxを搭載したMacが必要です)。
なおFinal Cut Proとともに、iMovie、Motion、Compressor、Logic Proなども最新バージョンへアップデートされている。
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